3月のお彼岸の3連休を利用して、浜松宿から吉田宿(豊橋)を目指します。今回初めて3泊して120kmほどの距離に挑戦する旅となります。
天候はというと、昨日までの台風並みの豪雨から一転し、晴天の3日間。ただ10度の気温も北西の強風のため、体感温度は1度位と厳しい日が続きました。
これまでの青春18きっぷを使っての鈍行列車の旅から一転し、品川駅から新幹線で浜松に向います。予想通り3連休の初日とあって新幹線の自由席車両は超満員。
浜松駅前では、ユニークなキャラクターが出迎えてくれました。
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駅前にとても有名な鰻屋の八百徳さんがあります。今回は時間が合わず、残念ながら素通りです。
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浜松城は市役所の隣にあります。徳川家康は29歳から45歳までの17年間をこの浜松城で過ごしました。その間、有名な姉川、長篠、小牧・長久手の戦いがありました。特に、1572年の三方ケ原の合戦は、関ケ原の戦い以上に家康にとって試練の戦いであったと伝えられています。現在の城郭は1958年に再建されたものです。
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本丸には徳川家康の像が建っています。家康が築いた浜松城は、天下統一の足がかりとなったことから「出世城」と呼ばれています。
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街道の両脇に建つ若林の二つ御堂。平泉の藤原秀ひらが病に倒れた知らせを受け、愛妾が京に向かう途中、この地で死去したためその弔いにのために建立したと伝わってます。
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稲荷神社は1440年に伏見稲荷より勧請され、拝殿は1588年に再建されています。
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舞阪の観音堂跡。木造観音は定朝作で北の如意寺に移されています。
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340本の松並木が700メートルにわたり続きます。当時は、1420本の松が植えられていました。
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舞坂宿の料理屋「 魚あら」で名物の活天丼を頂きました。
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浜名湖が一望できる窓際の席を案内され、ラッキー。2100円。天丼より浜名湖のアサリの味噌汁に感動。
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魚あら」の窓から望遠で撮った鳥居。
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浜名湖にかかる橋を渡り、新居の関に向います。この日は北西の強風の向い風で橋を渡り切るのにとても苦労しました
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新居の関は安政2年(1855年)に建築で、東海道で唯一遺された遺跡で国の特別史跡に指定されています。
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当時のお役人も怖かったのでしょうが、この蝋人形もリアルで別な意味で怖いです。 
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新居関の近くに旅籠屋「紀伊国屋」が遺されています。
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連泊の初日はスタートが遅かった点と、低温でおまけに向かい風の強風、薄手の装備等もあって、思った以上に厳しい旅となってしまいました。豊橋に近づいた頃にはついに足の裏が剥けるという状況となり、漸く豊橋のビジネスホテル青山に着いたのは、夜の830分過ぎでした。とりあえず空腹に耐えかね、近くの「横浜」という名前の中華屋さんで豊橋風チャンポンメンと餃子を頂きました。

2014.3.21 浜松〜豊橋
42.58km 53288歩 2526kcal 432