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さて、先日の台湾総統選は民進党の候補が勝利しました。

 

 

 【台北時事】中国の習近平政権は、台湾総統選で頼清徳副総統が勝利し、「台湾独立勢力」と敵視する民進党政権の長期化が決まったことから、激しく反発している。

 

 

これ、「 馬英九 」の「 オウンゴール 」が効いたのかもw

 

 

台湾総統選があと2日に迫る中、馬英九前総統が中国の習近平国家主席を「信用しなければならない」と語ったほか、習氏が意欲を示す台湾統一についても「本来は受け入れられる」と述べ、波紋が広がっています。

台湾メディアによりますと、野党・国民党の馬英九前総統は8日、ドイツメディアの取材に応じ、習主席を「信用するか」問われ、台湾と中国の関係を意味する「両岸関係」については、と前置きしたうえで「信用しなければならない」と答えました。

また、習主席が意欲を示す台湾統一について「統一は憲法に書いてあり、本来は受け入れられる」と述べました。

 

 

>馬英九前総統が中国の習近平国家主席を「信用しなければならない」と語ったほか、習氏が意欲を示す台湾統一についても「本来は受け入れられる」

>馬英九前総統が中国の習近平国家主席を「信用しなければならない」と語ったほか、習氏が意欲を示す台湾統一についても「本来は受け入れられる」

>馬英九前総統が中国の習近平国家主席を「信用しなければならない」と語ったほか、習氏が意欲を示す台湾統一についても「本来は受け入れられる」

>馬英九前総統が中国の習近平国家主席を「信用しなければならない」と語ったほか、習氏が意欲を示す台湾統一についても「本来は受け入れられる」

 

 

 

なんか「 台湾の鳩山由紀夫 」状態になっておりますw

 

これで大きく票を減らしたはずですw

ただ、ぶっちぎりの得票数には届いておらず、野党が分裂したため勝った側面があります。

 

ヤフーのコメントで、興味深かったのは、

 

阿古智子

東京大学 総合文化研究科 教授
 

見解 : 民進党は総統選挙で勝利したものの、得票率は40%、立法院では過半数を失いました。民進党は台湾社会の各層からある種のNoをつきつけられたと見るべきだと思います。海外メディアはこの選挙の主な争点を両岸関係ととらえていますが、多くの台湾の人たちは生活の改善を重視しています。私は今回の選挙の現場を台湾で見ていました。第三極の民衆党の決起集会には多くの若者や子連れの家族が来ており、そのスピーチや政策紹介はとても耳に入ってきやすい、民進党も国民党もイデオロギーで対立し一般の人にはわかりにくい政治用語をつかって議論しているという意見を耳にしました。ポジティブに考えれば、民進党のある種の敗北は、台湾の人々が自らのあり方をより深く考え、実践に移していくために、厳しいハードルを自ら設定していると見ることもできると思います。

 

 

>海外メディアはこの選挙の主な争点を両岸関係ととらえていますが、多くの台湾の人たちは生活の改善を重視しています

>海外メディアはこの選挙の主な争点を両岸関係ととらえていますが、多くの台湾の人たちは生活の改善を重視しています

>海外メディアはこの選挙の主な争点を両岸関係ととらえていますが、多くの台湾の人たちは生活の改善を重視しています

>海外メディアはこの選挙の主な争点を両岸関係ととらえていますが、多くの台湾の人たちは生活の改善を重視しています

 

 

国民党と他の野党を選ぶということは「 現在のカネ儲け 」を重視するということになり、民進党の頼候補を選ぶってことは「 中国とは距離を置く 」、言い換えれば中国大陸の恩恵を受けないってことです。

 

結果として民進党の頼候補が当選しました。

台湾の国会議員選挙は、

 

 

 

 【台北=園田将嗣】13日の台湾総統選と同時に行われた立法委員(国会議員、定数113)選で、与党・民進党は過半数を獲得できなかった。国民党が立法院(国会)の第1党となり、少数与党に転落して「ねじれ」状態となる民進党は、予算案や法案の審議で野党に抵抗され、政治が不安定化する可能性がある。

 

ねじれ国会になるようです。
確かにイデオロギーで飯は食えないわけで、中国共産党と繋がりを持てば、台湾内で稼ぐより、遥かに大きなカネが動きます。
それと、中国共産党の「 選挙介入 」も大きくあります。
 
それでも台湾市民は、民進党を選んだのです。
やはり大きな目で見れば、「 香港の二の舞にはならない 」決意が見て取れます。
 

 

 

 

 

ひまわり学生運動(ひまわりがくせいうんどう、中国語: 太陽花學運、318學運)は、2014年3月18日に、中華民国(台湾)の学生と市民らが、立法院(日本の国会議事堂にあたる)を占拠した学生運動から始まった社会運動。 

 

ああ、もう10年なのか。

彼らも立派に成長しているわけですなw

 

同時期に、香港で「 雨傘学生運動 」が起きました。

しかし、これは失敗し、その後中国共産党が香港を吞み込みました。

やっと気が付いた香港市民が行動を起こしましたが、時すでに遅し。

 

 

これから彼女は、ずっと中国共産党に追われます。

 

いくら目先のカネが欲しくても、最後は中国共産党の奴隷になるか殺されるかだったら、台湾市民は頼候補を選び、現状維持を希望したのです。

国民党の候補が当選したら、日米の戦略が変わります。戦わずして台湾は「 トロイの木馬 」状態になったはずです。

 

アメリカは、

 

 

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は13日、台湾総統選で与党、民主進歩党(民進党)の頼清徳副総統が勝利したことを受け、記者団に「私たちは独立を支持しない」と述べた。中台を不可分の領土だとする中国の原則に留意してきた米国の「一つの中国」政策は変わらないとの立場を強調し、関係安定化を図る中国に配慮を示した。

 

そう、台湾が「 独立宣言 」しちゃうと、すぐさま戦争になるからです。

ある意味、中国共産党に大義名分を与えてしまうことになります。

 

まぁ、いいのではないでしょうか。

どこも「 喰っていくカネ 」が欲しいのは当たり前ですが、近い将来「 奴隷化 」するのは嫌だということでしょう。

 

3月は、ロシアの大統領選らしいです。

個人的には、プーチンは去年死んでいると思っています。

プーチン腹心のパトルシェフが後ろにいるって噂がありますが、絶対に内輪揉めが始まります。

ロシアが内戦になれば、ロシア軍はウクライナから撤退します。

その後、ウクライナも分裂するはずです。

 

アメリカ大統領選は11月です。

それまでウクライナ侵攻が続いていて、地政学が理解できないトランプが返り咲くと、悪い方向に歴史が動きます。

トランプ政権当時は戦争はありませんでしたが、それは現在と違って「 割と平和 」だったからです。

 

中国は、明らかな経済崩壊を起こしています。

その痛みをごまかすために、台湾侵攻を実行するかもしれませんし、もしトランプがウクライナ援助を止めてロシアが勝利したら、「 レッドチーム 」が勢いづくのです。

トランプの指南役だった安倍晋三は、もうこの世におりません。

 

まぁ、今回の台湾総統選は、首尾よく行ったのではないでしょうか。

 

 

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