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さて、とうとう。
台湾の李登輝元総統が死去と入院していた病院が発表。
ご冥福をお祈り申し上げます。
>李登輝
蒋経国を副総統として補佐し、その死後は後継者として中華民国の歴史上初めての民選総統となった。中華民国総統、中国国民党主席に就任し、中華民国の本土化を推進した。中華民国が掲げ続けてきた「反攻大陸」のスローガンを下ろし、中華人民共和国が中国大陸を有効に支配していることを認めると同時に、台湾・澎湖・金門・馬祖には中華民国という別の国家が存在すると主張した。国共内戦の一方的な終結宣言により[1]、内戦を口実にしてきた動員戡乱時期臨時条款の廃止で中華民国の民主化を実現し、国家統一綱領に基づいて中華人民共和国との統一交渉も開始しつつ、第三次台湾海峡危機では中華人民共和国の軍事的圧力に対して中華民国の独立を守った。
総統職と国民党主席を退任した後は、「台湾」と名前の付いた初めての政党台湾団結連盟を自ら中心となって結成し、台湾独立運動・泛緑連盟に影響を与え続けている。
李登輝総統は、国民党です。
現在の蔡英文 現総統がお見舞いに行ったそうです。
蔡英文総統は民進党ですが、台湾の民主化で、彼らは深く繋がっています。
ところで、ラインが繋がっているという点では、チョーセンの例がわかりやすいと思います。
現在の「 文在寅 」チョーセン酋長のラインは、
ノムチョン閣下から
ムンムン一味へ繋がっています。
朝鮮も台湾も、大国に挟まれた不安定な場所です。
現在の南チョーセンは、旧来の 冊封関係が深い中国へ舵を切り、台湾は民主化を通じて日米の方向へ舵を切りました。
日本にとっては喜ばしいことですが、この戦略的決定に深く関与したのは、李登輝総統であります。
アメリカは、近い将来正式な「 在台アメリカ大使館 」を置くでしょう。
国家として認め、リムパックなどの演習にも参加させるはずです。その代わり、チョーセンとは各種合同訓練はやらなくなります。
当たり前の話で、「 近い将来敵になる 」ところとは訓練しません。
国のトップとして、最善の判断を行った偉大なリーダーだと思います。
97歳であれば、まぁ仕方がないかもしれません。
それと、ほぼ同じ年齢で死去した「 白将軍 」
>白善ヨプ
彼は、朝鮮戦争の英雄だったのにも関わらず、現在のチョーセン政府に冷遇され、あろうことか「 売国奴 」の汚名を着せられています。
ここら辺も民族の差であり、日本人のオイラから見れば、台湾は「 未来がある明るい場所 」へ、チョーセンは「 未来がない行き止まり 」へ進んでいっているような気がします。
リーダーの役目は「 方向性を示す 」ことなので、よくやったのではないかと。
途中、いろいろな人間にバトンは渡りましたが、結果として2020年7月30日の時点では、台湾は「 よりベターなレールに乗っている 」のです。
李登輝総統、お疲れさまでした。
後世の歴史家は、高くあなたを評価するでしょう。