オイラの辛気臭いネタをご覧いただき、ありがとうございます。
さて、トランプ政権はイランとの核合意を破棄しました。
それに反発したイランは、
【ワシントン時事】米政府筋は10日、イランが原油輸送路の要衝ホルムズ海峡北部で対艦ミサイルの発射実験を行ったと明らかにした。
ペルシャ湾などに展開する米海軍に対し、軍事力を誇示する狙いがあるとみられる。
同筋によると、対艦ミサイルは2日に発射された。周辺に米軍艦船はなく、ミサイルは海上に着弾した。
イラン精鋭部隊「革命防衛隊」はトランプ米政権による制裁や圧力に対抗し、ホルムズ海峡を含むペルシャ湾で小型艦船数十隻以上が参加する大規模な海上軍事演習を実施した。ミサイル発射実験は演習の一環という。
イランが「 ホルムズ海峡を封鎖してやるニダ!! 」とw
これで思い出すのは、「 イランは同じ脅迫を繰り返している 」ということです。
2012年の記事で、
核開発計画を巡って欧米諸国との対立を深めるイラン。経済制裁への連携を強める各国に対抗して、世界で最も重要な原油の輸送経路「ホルムズ海峡」の封鎖という強硬手段に出る構えを見せている。 軍事戦略家や外交専門家の間には、海峡が封鎖されれば世界経済の混乱が数十年間続くとの懸念が広がっている。一方、原油の代替輸送経路の確保はほとんど進んでいないのが現状だ。
先週、イスラエルのエフード・バラック国防相がイランの核開発計画中止の期限は差し迫っているとの警告を発し、緊張が一気に高まった。イランは自国のウラン濃縮施設について、平和利用が目的であり、核兵器製造用ではないとの主張を変えていない。また国連の核査察団がイランを訪問して以降、イラン国営通信は両者の話し合いが「前向きかつ建設的に進んでいる」と伝えている。だがイスラエルは、国連の外交努力や欧米諸国によるイラン産原油の禁輸措置に迅速さが欠けており、イランの核開発の脅威を抑え込むには至っていないと訴える。バラック国防相は、もしイランが核施設を地下へ移設してしまえば、破壊は不可能になると発言。イスラエルが単独空爆に踏み切るのではないかという憶測も出始めた。
各国の国防専門家らは、空爆の報復措置としてイランによるホルムズ海峡封鎖は避けられないと見ている。
以下略
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この記事の2012年から6年経ちました。
変わったことは、前アメリカ大統領のオバマが、自分の功績作りのために「 イランとの核合意 」を周囲を巻き込んで締結したこと。
変わってないことは、イランは核兵器開発を進めていて、それを危惧するイスラエルとの関係は全く同じ、いや、ますます悪化しているということ。
次の「 トランプ 」は、ユダヤロビーに動かされやすいということ。
ユダヤロビーに動かされたトランプが、イランとの核合意を破棄、再びイランに圧力をかけ、それに反発したイランが再び「 ホルムズ海峡封鎖 」をちらつかせていること。
そう、何も変わってないのです。
オバマは中東には冷淡で、アメリカが世界一の資源産出国になったのもあり、石油基地としての中東に見向きをしなくなりました。
その代わり、中国などの台頭に合わせて東アジアにシフトしてきたのは喜ばしいことですが、中東が「 火薬庫 」なのは今でも事実なのです。
何かアクシデントがない限り、イランはアメリカに向けて攻撃しないでしょう。
または、アメリカの工作員がイランの革命防衛隊の内部にいて、わざと攻撃させ、「 アメリカの大義名分を作る 」可能性は捨て切れませんが、いくらロシアや中国が後ろにいるとはいえ、イランにとってはとても分が悪い戦いになります。
国境が隣接している北朝鮮とは違うのです。
ひょっとして、ひょっとしたら、トランプはイランに攻撃させ、その後「 イランと北朝鮮の癒着 」を証拠つきで発表するかもしれません。
もしくは「 証拠を捏造 」するかもしれません。
元々、イランと北朝鮮は密接な連携関係にあるので、何があってもおかしくないのですが、ひょっとしたら「 一石二鳥 」を狙っているのかもしれません。
アメリカは、「 大義名分 」が欲しいのです。
アメリカ軍将校は、「 具体的な戦功 」が欲しいのです。軍人は、実際に戦闘があって「 武功 」を立てないと出世出来ません。
ただ、それが暴走すると、日本陸軍の「 関東軍 」になってしまうのですが。
もし、ホルムズ海峡で衝突があれば、中東は分裂します。
イスラエルやサウジアラビアはアメリカに付き、イランは中国やロシアを頼るでしょう。ここでも代理戦争が始まるのです。
この「 未来人 原田 」の予言、よく考えられた作り話だと思いますが、中東での核戦争はあり得ることなのです。
イスラエルは、否定も肯定もしてませんが、核兵器を数十発保有しています。
イランは、核開発を終えたようです。しかも、それは北朝鮮とのコラボレーションなのです。
世界は、遠いようで繫がってます。
以前、アサドのシリアもイスラエルを攻撃するべく、北朝鮮設計の原子力発電所を建設しておりました。
フセインのイラクでも一緒で、イスラエルの頭上に核ミサイルをお見舞いするために、原子力発電所を建設、稼動しようとしたのです。
それはすべて、イスラエルの「 単独攻撃 」で破壊されました。
特にシリアの原発問題では、当時のイスラエル首相 オルメルトは、当時のアメリカ大統領 ジョージ・ブッシュ( 息子 )に直談判し、アメリカ主導で攻撃して欲しいと要請しましたが、ブッシュは拒否、その後イスラエルは単独でシリアの防空網を破壊、その後空対地ミサイルで稼動直前のシリア原子炉を破壊しました。
トランプがアメリカ大統領になって、大きく「 予想 」が変わってきています。
彼は政治家ではないので、今までのビジネスの経験から、物事を見ています。
北朝鮮のカリアゲと会ったにしても、「 政治家が考える要人との会合 」とは違うようです。
トランプの二選はどうかわかりませんが、今年後半から来年はじめぐらいにかけて、運も含めて「 素晴らしい功績 」が出来たら、もう一期出来るでしょう。
東京オリンピックが無事に開催できるかどうか、また、中国の内政がどうなるかも微妙なところです。
今年の年末にもエントリを上げる予定ですが、結構楽しみです。
個人的には、ガソリン代が上がると困りますなw