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さて、北朝鮮の「 追っ手 」が、金正男の息子に迫っていたようです。
暗殺された金正男(キム・ジョンナム)氏に続き、息子のキム・ハンソル氏も狙われていました。
韓国の中央日報は北朝鮮消息筋の話として、ハンソル氏を暗殺しようと北京に派遣された北朝鮮の工作員が先週、中国の公安当局に逮捕されたと伝えました。工作員は7人ほどで、3つの班に分かれ、ハンソル氏の所在把握と接近ルート作りに向けて活動していたということです。中国の公安当局は18日に開幕した共産党大会に合わせ、工作活動の監視を強化していたところ、暗殺計画をつかんだとされています。ハンソル氏は正男氏が暗殺された後、行方は分かっていません。
>ハンソル氏を暗殺しようと北京に派遣された北朝鮮の工作員が先週、中国の公安当局に逮捕された
>ハンソル氏を暗殺しようと北京に派遣された北朝鮮の工作員が先週、中国の公安当局に逮捕された
>ハンソル氏を暗殺しようと北京に派遣された北朝鮮の工作員が先週、中国の公安当局に逮捕された
>ハンソル氏を暗殺しようと北京に派遣された北朝鮮の工作員が先週、中国の公安当局に逮捕された
だったら中国に保護されているということです。
中国当局に保護されているとすれば、これは妥当な話で、しかも北朝鮮は「 宗主国 」である中国国内に潜入してまで「 消そうとした 」ってことです。
なぜ、そこまでして殺そうとするのかと言うと、やはり「 自分たちの替わりになりうる存在 」だからでしょう。
逆に言うと、「 替わりの人間 」は、探せば結構いるということ。
もっと言うと、「 その替わりの人間 」を御輿にして、現在の政権に不満を持つ勢力が、政権転覆を図ろうとしているってことです。
これは、今も昔も変わりなく、いや、中世や近代にかかるぐらいまで、これは顕著でした。
現代だと、「 血筋 」ってのは基本的に絶対的なモノでもなく、たとえば現在総理の安倍一族や、アメリカのブッシュ一族などは、親兄弟が政治家ですが、彼らは「 血筋 」でなっているわけではなく、「 その勢力基盤や支持勢力 」を元に、既得権益を守り発展させるために「 職業 」としているのです。
中世の、「 我こそは坂東太郎 源義家の子孫なるぞ!! 」ではありません。
事情が違うのは、「 王朝 」を未だに継続している北朝鮮で、彼らにすると「 血筋 」は重要なわけです。
なので、徹底的に「 九族皆殺し 」にしなければ、後で寝首を掻かれてしまうのです。
いわゆる「 貴種 」を御輿に担ぐ実例は本当にたくさんあり、たとえば日本だったら「 南北朝 」、鎌倉幕府滅亡から応仁の乱、そして戦国時代に入り「 下克上 」が一般的になるまで有効でした。
足利幕府初期に、
>足利直冬
足利 直冬(あしかが ただふゆ)は、南北朝時代の武将。
室町幕府将軍・足利尊氏の落胤[註 1]。尊氏に実子として認知されず、尊氏の同母弟・直義の養子となる。観応の擾乱を機に尊氏と徹底して対立・抗争を繰り広げて南北朝時代を激化させたが、尊氏の死後は勢力が衰え、消息不明となった。
彼は、足利尊氏の息子で、しかし「 認知 」されなかったので、縁あって足利尊氏の弟、足利直義の養子になります。
その後、足利兄弟で激しい仲間割れを起こし、
大混乱に拍車をかけます。
足利 直冬は、武将としてではなく「 世捨て人としての寺の小僧 」として育てられましたが、やはり「 貴種 」なので、一旗上げたい勢力が御輿で担ぎ上げるわけです。
一度は、父親である足利尊氏を追い落とすぐらいまで勢力がありました。
しかし、養父である足利直義が毒殺され、直義一派が壊滅すると、足利直冬は、歴史の舞台から姿を消します。
ところで、昔「 源頼朝 」として習った
この肖像画は、足利直義だったそうです。
また、「 足利尊氏 」として習った
これは「 高師直 」で、最近出た資料では、
顔だちを巡って今も意見が分かれる室町幕府の初代将軍・足利尊氏(1305~58)。彼が亡くなってほどない時期に描かれたと見られる肖像画の写しが発見された。中世まで確実にさかのぼれる尊氏の肖像画は他に一例しかなく、専門家は「尊氏の顔がこれではっきりした」と話す。
確認された「足利尊氏像」は縦88・5センチ、横38・5センチ。軸装された画の下側に正装して着座する人物が描かれ、上方には十数行にわたって画中の人物の来歴をつづった文章がある。
以下略
ここら辺の南北朝時代は、今の状況と全く同じなので、機会があればネタにします。
時代は違っていても、人間の行動パターンは一緒なのです。
話を戻すと、この記事から考えられることは、「 金王朝の貴種 」は北京で匿われているってことです。
少なくても、「 殺害されてない 」ってことです。
もし、北京のセーフハウスに匿われている、またはアメリカやフランスあたりの政府機関に匿われているとすると、「 カリアゲ黒電話 」のクビの挿げ替えは可能で、クビがすげ替わっても大混乱はないってことです。
新しい「 クビ 」は、金王朝の「 悲劇の息子 」になるのかもしれません。
その黒幕は、隣の大国、ハンソル君は中国共産党の傀儡になります。
ちなみに、「 チベットの傀儡 」は現在、中国におります。
もし、これが事実であれば、アメリカと中国で話がついているのかもしれません。
アメリカが空爆を行い、戦術核を使って深く掘ってある基地を叩き潰し、中国が「 首の挿げ替え 」を行うのかもしれません。
アメリカにしても中国にしても、あそこは触りたくない場所で、できれば現状維持、もしアメリカと中国が水面下で手打ちをしていれば、そのやり取りの中で「 在韓米軍の撤収 」があるかもしれません。
在韓米軍が韓国内に留まれば、いずれは朝鮮半島を足がかりに中国への情報工作を始めるからです。
ロシアとしては、北朝鮮に流している武器や原油の代金が焦げ付く可能性があるので、脇から干渉するでしょう。
混乱しているほうが、ロシアにしてはいいわけです。
アメリカのトランプ政権は、現在支持率が下がっております。
ここで一発「 人気を上げる 」ために、ミサイルぶちかます可能性があります。
日本の衆議院選挙も終わり、安倍政権が大勝したので、GOサインが出るかもしれません。
歴史は繰り返します。
年末から年明けにかけて、大きなうねりが起きる可能性があります。