プラハではとにかく
予約!予約!予約!
日が沈んだら出歩かないと決めていたので、夜はオーストリア・ウィーン、フランス・パリの予約に費やします。
まず、ウィーンへの列車の予約が完了。宿はミュンヘンにいる間に予約していたので、あとはその後のフランスの宿。
実は、フランスでの宿はかなり迷っていました。
知り合いから薦められたパリ近郊の田舎のオーベルジュに泊まるかどうか。ここは農家がオーベルジュを経営していて、泊まると農作業体験ができます。
農家という単語がなんとも魅力的です。毎年、懇意の農家に遊びに行って、収穫体験や料理手伝いをしていたので、海外の農家にも行ってみたいと思っていました。
部屋についてオーベルジュに尋ねてみると、いくつかの部屋が改装中とのこと。1泊1万円を軽く超える部屋しかあいていませんでした。
完全に予算オーバー。
宿泊費込みで1日8000円で過ごさないと、ゴールのニューヨークにたどり着けません。
紹介してくれた方にもオーベルジュにも丁重にお断りして、パリでドミトリーを探し始めました。いつか、オーベルジュには泊まりたい。
さて。しばらくドミトリーばかりで、そしてプラハでは一人で、人恋しくなっていたのかもしれません。恐怖はもう味わいたくなく、安心して安全に泊まりたいと思っていました。
そこに、パリで日本人女性が経営する女性限定のドミトリーを見つけ、1泊4000円だとわかった瞬間、即座に問い合わせ。
オーナーは、とても丁寧で、マナーにきちんとした方でした。セキュリティもしっかりしているし、宿のお約束を守ればきっと安全だ。ここでならパリを幸せに心地良く過ごす絵が浮かびました。
予約して、宿泊費を払ったら、なんでか安心した。
私はたぶん、これからも大丈夫。
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