アサヒイーグルの予備部品をもとに完成品を作ってみました。


これが元になる部品。
メインフレーム、シリンダー、グリップフレーム。
ハンマー、トリガー、ハンドがございません。
ネジも全部揃ってはいません。


未発火です。
パーツに隠れたメッキはきれいですが、表側のメッキは荒れています。


規制前のアサヒイーグルはパーティングラインがきれいに処理されていましたが、規制後の製品はこのようにくっきりと残っています。


ざらつきが出ていて、表面の金色も退色しています。



エジェクターチューブを外すと、内側のメッキがきれいなのが分かります。

磨けば何とかなるんじゃないかと、ナイロンヤスリとコンパウンドで擦ってみました。


before


after


before


after


王冠マークも輝いています。


before

after

うちは新聞を取るのをやめたので、作業する時は郵便受けに届くタウン誌を広げて使っています。
内村航平君のインタビュー記事を使ってしまったので、内村ファンの女房に叱られないよう、汚さずに元に戻さなければなりません😅

それはさておき、どうです?

内村航平君に見つめられてピーメもきれいに磨けたように見えるでしょ😁


予備部品を漁ると、CMC3型のスチールハンマーとトリガーなどが出て来ましたので、調整して合わせてみることにします。

トリガーとボルトスクリューもCMC3型用を用意しました。

アサヒイーグルは1970年のデザインですので、トリガーとボルトのスクリューは末尾にネジが切られています。
そこでフレームのネジ穴にドリルを通してネジ山を落とし、タップを使ってフレームにネジを切り直しました。


グリップフレームの足りないネジもCMCのものを使おうと思いましたが、トリガーガード前のスクリューはネジ穴が浅いのか、左の長さでは長すぎて収まりきれないので2mmほどカットしました。

スクリューヘッドもついでに整えてみました。

きれいに収まりました。


左のネジがCMCです。
アサヒイーグルの規制後のモデルはネジも含めて全部メッキ仕上げになっていますので、黒いネジだと違和感があります。


アサヒイーグルは、六研FDSを設計した直後の製品なので、そのノウハウが活かされています。
全く同じとまではいきませんが、かなりサイズが近いので、六研プラ、WA、CMCに共通するパーツは少しの加工でアサヒイーグルピーメに使うことが出来ます。

加工する部分は、フレームのハンマーノーズが当たる部分を削るだけです。

トリガーの位置も悪くありません。

トリガーとボルトのスクリューもヘッドが極端に沈み込むことなく違和感もありません。


ボルト&トリガースプリングはピアノ線で作りました。




グリップパネルはコルト製を着けてみました。
固定スタッドの位置がわずかに違いますので穴を開け直す必要があります。

取り付けは可能ですが、フレームラインとは合ってなく、スタッド穴の位置がずれてしまったようで僅かにガタツキが出てしまいました。

探したら、アサヒの純正グリップパネルがありましたので取り付けると、やはりピッタリでガタツキのないのが嬉しいですね。


ただ、グリップスクリューはCMC68型のものなので、カラーを着けてもこれくらい長いのでカットする必要がありますが、今日は時間切れ😅



法の定めにより表面を黄色に塗ります。

色を塗ると新しく生まれ変わったように見えるのは金メッキのモデルガンを見慣れてしまったからでしょう。

以上、久々のアサヒイーグルでした。