月刊ガン1964年3月号の表紙はM1ガーランドです。
8発装填のミリタリー仕様そのものですが、この時代は許可銃に縛りはなかったので個人所有された猟銃か、もしくは自衛隊での取材かも。
標的紙のデザインで判断出来そうです。
裏表紙は、少しデザインが変わっていますが、相変わらず空気銃弾の広告です。
目次にガン&ガングのコーナーはなく、芸能人とガンの連載記事もお休みのようです。
第1特集は『エゾジカを追って』。
やはり狩猟家を主な対象読者としている頃なので、辺境の大物狙いが興味を引く記事だったのでしょう。
ガンマンスリーの長物はウィンチェスターM97ショットガン。
コルトニューアーミー。
最初のダブルアクション『1877年型(ライトニング)』よりも機関部スペースを増やし、伝統的な半球型のリコイルシールドを撤廃して近代的リボルバーのスタイルに変貌した1892年の製品です。
サイドプレートが、S&Wと同じ右側にあります。
これはシリンダーを開披するときに操作するサムピースが左側にあるためですが、サイドプレート側にシリンダーハンドを設置する方が合理的であることで、コルトのダブルアクションは当初シリンダーの回転方向が反時計回りの左回転でした。
左側に開くシリンダーが左回転すると不用意にシリンダーが開きやすいので、後年サイドプレートが左側に移され、シリンダーの回転方向も右回りに改められ、シリンダー開披問題は解決されました。
1964年だと、まだ自衛隊の制式ライフルはM1ガーランドですから、武器学校で取材したのか、写真を見るとどうも米軍の取り扱いマニュアルからの引用のようにも見えます。
空気銃が所持許可不要で自由に買えた時代、中学生が山で鳩やヒヨドリを狩って遊んでいたそうですが、その空気銃の歴史と種類が解説されています。
少し前に『なんでも鑑定団』で最古の空気銃が出品されて高額鑑定を叩き出していました。
空気銃にも古式銃があるのだと驚かされたものでしたが、この記事によると空気銃の発明は1560年のドイツ、ヌーレンバーグのグーターが最初だということですので、日本に鉄砲が伝来した頃にはドイツで空気銃の開発が行われていたことになります。
トカレフと九四式が紹介されています。
本号にもブローニングの価格当てクイズが載っています。
サブマシンガンが企画されているのが、興味深いですね。
中田では、外観だけの半可動モデルが製作されていたのでしょうが、MGCは可動式で開発が進んでいたんですね。
M3グリースガンは3月発売と書かれています。
これはマルホコルトの広告ですが、ここではグリースガンは全鉄製で3月下旬発売予定となっています。
ブローニングは4月発売予定となっています。
江原商店
中田商店
代理部とありますが、国際ですね。































