コクサイニューM29 K´s Customです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240220/11/moncomonco777/01/ad/j/o0849108015403789796.jpg?caw=800)
コクサイは、国際の時代(1975年頃)に44マグナムを作っていましたが、それはMGCのコピーに近く、完成度はそれほど高くはありませんでした。
80年代に入りますと、コクサイに社名が変わり、S&Wリボルバーとコルトパイソンを再現性高くリニューアルしました。
そのうちの1つがニューM29です。
ただ、当時の最新型をモデルアップしたからか、バレルが6.5インチではなく、6インチを選択していたのが残念でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240220/11/moncomonco777/70/db/j/o0540108015403789805.jpg?caw=800)
他にもいくつか不満がありまして、よく言われるのがチャンバーサイズですね。
国際のリボルバー型モデルガンは、昔からバネ仕掛けでお尻を押すと弾頭部分が押し出されるタイプのカートリッジですので、薬莢部分だけじゃなくて弾丸部分まで模したスタイルになっています。
ニューM29でも同様なんですが、このニューシリーズからはメッキケースとジャケテッドハローポイントという組み合わせの実弾に似せたおしゃれなカートリッジになっています。
規制でシリンダーに分厚い改造防止インサートリングが2枚重ねで入っているもんだから、シリンダーの前方1cmくらいがインサートに場所取られていますので、弾丸部分まで模したフルサイズカートリッジだとチャンバーに収まりきれません。
それでインサートの分カートリッジは短くならざるを得ず、ずんぐりしたスタイルになってしまい、バランスをとるためにカートリッジの太さを小さくしたのでしょうね。
カートリッジが実物よりも一回り以上小さくなってしまった理由はおそらくそういうことだろうと思いますが、そのカートリッジに合わせてチャンバーサイズも小さくなってしまったということなんでしょうね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240220/11/moncomonco777/3e/24/j/o0758108015403789810.jpg?caw=800)
ご覧のとおり、44マグナムの実物薬莢が収まるようにリサイジングしています。
往年のM29にあわせてカウンターボアードになるようにリセスも丁寧に形成されています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240220/11/moncomonco777/8a/0f/j/o0987108015403789819.jpg?caw=800)
バレルもきっちり6.5インチあります。
比べているのは、CMCM29 6.5インチ。
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右はタナカの44マグナムカートリッジで左がコクサイニューM29のカートリッジです。
タナカはプラスチック製モデルガンなのでシリンダーに場所を取る規定インサートを設ける必要がなく、自主的な改造防止インサートを設置しているだけですので、その分カートリッジの長さが稼げたようです。
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これはまあ、個人的なこだわりとでも言いますか、実物と同じモノグラム付サイドプレートに付け替えています。
金色にした方が馴染むんでしょうが、敢えて黒いまま残しております。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240220/11/moncomonco777/9e/36/j/o0812108015403789829.jpg?caw=800)
春も近付いているのでしょう。