国際のオートマグです。

バレルとレシーバーが一体型なので2次規制でも生き残り、80年代中頃まで販売が続けられていた名機です。

その後、マルシンに金型が譲渡されたという噂を聞きましたが、詳細は知りません。

マルシンオートマグが国際オートマグにとって変わったように登場したのが噂の根源だったのかも。


刻印を写したつもりのダメ写真。

実物のオートマグはいくつかの製造会社を渡り歩いたそうですが、ボクが馴染み深いのはやはり国際オートマグに刻印されたHigh Standard社。


smマーク付なので、模擬銃器ということになります。

これをネットオークションに出品したとたん、恐怖の匿名質問者から脅迫めいた質問攻めに遭ってしまいます。



国際オートマグはブローバックいたしませんが、カートリッジはこのように深く彫り込まれ、前擊針もこの深さに合わせた長いモノが装着されています。


当初の段階ではブローバックモデルとして設計されたようで、ディスコネクターも装備されています。

中学生のとき、このモデルガンをブローバックさせたくて紙火薬を詰めすぎてボルトを破損させた思い出があります。

去年、実家を片付けるときにそのときの残骸が出てこないかと期待しましたが、とっくに処分されたのか見つけることは出来ませんでした。


KOKUSAI JAPANの堂々とした文字がノスタルジックで良いですね‼️



国際オートマグの欠陥のひとつがこれ。
バレルラッチにバネの押さえが付いていないのでオープンボルト状態にすると、このようにラッチが自然と垂れて来ます。
この状態で銃口を下に向けてしまうとレシーバーがスルリと脱落いたします。


ボルトリリースボタンは硬くて使いづらいです。



製造されなくなって40年が経とうとしている国際オートマグ。

たまに箱から出して、その大きさを感じながら、少年時代に戻るのも楽しいものです。