3連休最後の日曜日は、自由時間を戴きました。

女房は外出。3時に戻るから好きなことしてても良いよ。なんてお慈悲をかけてもらって、その気になった僕は一気に羽目を外して自室に籠ります。

前から気になっていた国際のオートマグの修理に取りかかりました。




うちには国際オートマグが2丁ありまして、そのうちの1丁はヤフオク入手の中古なんですが、バレルラッチに抜け防止のプランジャーが設置されているんです。

バレルラッチの入る部分の上からドリルでプランジャーの孔を彫りこんであって。この加工は簡単そうですが、うちにある小型ボール盤はサイズ不足で加工できません。

国際オートマグのバレルラッチは支えのバネが無いので緩みやすく抜けやすいというウィークポイントがありましたが、この個体はその欠点をプランジャーで補完しているので大事にしてたんですが…。



いつだったか、コックしたハンマーを下ろせなくなってたんです。

国際オートマグは、分解組立てが面倒なので半年くらい放っておいたんですが、今日の自由時間を有効に使うべく、取りかかりました。

分解している途中でポロリと落下した金属片。

割れたシアーでした。



接着剤で張り合わせたシアー。

割れ痕が亀裂のように残っていますが、ある程度の耐性はありそうです。

機会があればオクで手に入れたいと思っています。


主要な機関部が収まったユニットに補修したシアーを組み込んだ状況です。


シアーとハンマー、シアースプリングガイドの位置関係。


前同。

分解してしまうと分かりにくくなってしまう部分なので、組立てに難儀している方は参考にしていただけると良いのではないでしょうか。

アメンバー限定記事で何言ってんでしょうかね。



ポイントはここ。
シャフトが示している板状のスチールパーツがシアーの上に来るようにしましょう‼️

ハンマースプリングもユニットの受けに接続されています。



このように機関部ユニットは、この状態のまま取り出し組み込みが出来ます。

フレームへの取り付けは、トリガーバーとの兼ね合いがあって、非常に面倒なのです。

簡単に書くと、ユニットにトリガーバーを連結させた状態でユニットの方からフレームに差し込んで、角度を変えながらトリガーをフレーム上部から差し込んでいく。という感じでしょうか。

今回は、晩ごはんのオデンを作らなければならず、時間制限もあって、写真を撮るゆとりがなかったので、次回に詳しく書いてみます。


国際が生んだ名機。

ブローバックはしなかったけど、存在感は大きかったですよね。