身も蓋もない塾。 | 北京・Ma Chine...

北京・Ma Chine...

旦那様はマイペースな中国人。

日本に連れ込まれた旦那様の奮闘や、
中国を好きになろうと切磋琢磨する
私の日常・・・

今年も、昨日の合格発表でほぼほぼの大学受験結果が出揃った。

まだ後期受験にむけて頑張るお子様方もいる事だろうが、とりあえず、だ。

 

我が家は4月から高3だけれど、実は今年は友人のお子様が数名受験生だった。

医学部浪人生、旧帝大、仮面浪人組。

 

こちら地方の旧帝大では友人の息子が胴上げされる様子が何度もテレビに映し出されて、

その度にLINEが行き交う。

テレビに流される、泣き崩れるようにして合格を喜ぶ誰か知らない学生を見て、

おばちゃんもむせび泣いた。

一生懸命したからこそ、泣けるのだ。インタビューでは親も子供も、

 

「これで落ちたら仕方ない、また頑張ります」とか、

 

「子供が一生懸命頑張る姿を見ている事しかできなくて。。。」などなどがほとんどで、

 

「全然勉強しなくて困りました」なんていう人たちはいなかった。

 

これが、真の大学受験なのだろう。

 

さてさて、我が家の高3、部活もシーズンを迎えます。

塾なんか行ってる暇はありゃしません。

と、言いたいところですが、なんと高2の三学期最後のテストでやらかしまして・・・。

やっと本人が、

 

「やらないとマズい」と言い出しました。

 

我が家の場合、通学時間や部活を考慮すると行ける場所は限られます。

当然、集団授業には入れないので、個別をお願いすることに。

 

高3ともなると、プロ講師も、学生もさほど金額も変わらず・・・

じゃあ・・・と、中学受験でお世話になった場所に久しぶりに電話をかけました。

 

色々と事情を話すと・・・

 

「はあ・・・ほお・・・、それはもうかなりの事ですね、あの学校でその位置だと

○○も○○も無理だと思います」

 

と、グッサリ。

 

「お母さん、先ほどから部活、部活って仰いますけど、正直そんな場合じゃないんじゃ・・・」

 

煽るね〜〜。というか、部活部活言ってませんけど!!!

 

それ以外にもNGワードを連発され、

何度、

 

「ひっど!!」と思ったことか。

 

正直、応戦しても良かったのですが、何よりも息子が所望した塾でもあり、

ここで、私が

 

「あなた本当感じが悪いわね!!!」とでも言ったらおしまい・・・。

きっと、これも作戦なんだろうと思うことにしました。

昔から少しスパルタ気味だったけれど、変わってないわ。

 

とにかく、末期症状の新高3、

あ、うちにはもう一人新中3もいるんだった・・・。

 

来年の今頃、笑顔でいられますように・・・。