得意と言っても赤点を取らない程度ではあるが、我が家の子供たちは「数学」が好きだ。
私は少なからずこの現象に驚いているし、素直に嬉しい。なぜなら、まさしくこうなるように私自身が努力し、私なりに気を使った結果だから。
実は私自身、数学は万年「2」か「3」で数学と聞くと未だにやり残した感が満載で、余生短いながらも後悔の念がある。←今更やらないけど。
とにかく嫌いだった。
これにはある一つの理由があって、我が母が中学生になる時に、
「中学生になったら方程式というのがあってすごく難しいんだよ〜」とまるで呪文のように耳元で囁いて変な先入観を持たせたからだ。
そ・・・そんなに????
と幼かった私は、
どうしようできなかったら・・・
あ〜やっぱり難しいんだ・・・
と何故か都合よく結びつけ、
「やっぱりおかーさんの言う通りだよ、全く数学ってのは難しいよ・・・」
と落ちていったのである。
この点で、母のあの言動は絶対に子供に対して良くなかったと考えてきたので、
子供たちにそれらしきことは一切言わないように気をつけてきた。
「数学が難しい?ふざけんな、ノート丸々一冊使って解くような問題やり始めてから言え!!」
とハッパをかける程度。
大人達が何気なく発する言葉を子供たちは良く聞いているし、覚えている。
私も日頃は暴言祭りだが、「数学」だけは自身苦しんだ経験から気をつけて子供たちの成績を注視していた。
見ただけで何もしていないけど、やっぱり言葉って大切だと思う。
あんみつをいただきました。
幸せ〜!