中学受験の落とし穴。 | 北京・Ma Chine...

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旦那様はマイペースな中国人。

日本に連れ込まれた旦那様の奮闘や、
中国を好きになろうと切磋琢磨する
私の日常・・・

先日、いつもの幼稚園仲間の受験組でお疲れ様会がありました。
残念ながら、久しぶりの欠席。
出席した友に状況を聞きましたらば…

「怖かった((((;゚Д゚)))))))」

受験が始まるのは1月初旬。
ある学校の受験はほぼ全員受けていたので、
みんなでのんびりランチなどして待機したものです。
中には「専願」、

(注*合格の場合は必ず入学する事を条件にハードルが少々下げられます。)

の人もいて、合格発表後のすぐに旅行を計画する人もいました。

みんな和気藹々。
「もう、最悪、ここでいいわ」
なんて、軽口を叩きながら…

ところが、その合格発表があった辺りからほぼみんなの顔を見る事も、連絡を取り合う事もなくなりました。

蓋を開けると、ランクを下げ「ここでいいわ」の学校から叩きつけられる現実…

受かった?ダメだった!などととても言えるような状況になく、例えば、自分が◯でも相手がどうかわからない、また、自分が×だった場合に聞かれるのも嫌だし、相手の合格を素直に喜べるかもわからない、そんな状況でした。

正直、こんな感情が沸き起こるのは予測できませんでしたが、事実私も不合格をもらった時は、なんにもしたくなく、屍のようになりました。

昨年と今年では、受験者数が違い、中間の学校は受験者は増えたのに合格者は増やさない傾向にあり、中間層は軒並み苦労する形となりました。
ちなみに、私の周りは1人も希望校には入学できていません。

よくよく考えれば当然ですが、頑張った上位層が中間層の学校も合格していき、中間層以下はその中に入り込めない状況が、良くも悪くもあったと思います。
また、受験者数が増えた事は、公立離れ、大学入試改革に向けて、「お試し受験」「記念受験」ではなく合格したら、どこかしらに入学されたのだと思います。

聞く限り、「繰り上げ合格」の話もほぼ聞かず、
どこも、
「沢山の方の入学希望をいただき、補欠、繰り上げはできそうにない」との回答なのだそう。

事実、息子の入学説明会でも、募集人員は超えている様子でした。