中尊寺金色堂展 | まるこのもんちりぺなブログ

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にゃんこ大好きOLがキジシロ猫のしろ君との生活を綴ります。…のはずが、最近FC2から引越して、しろブログに間借りする形になり、今や猫少なめ

3/15(金)は有給休暇を取って、上野の東京国立博物館で開催中の建立900年 特別展「中尊寺金色堂」に姉と行ってきました。

開館時間に入場するべく朝一行動が私たちの基本スタンスなのですが、SNSの混雑状況を見た限りでは平日は午前~昼間にかけて大混雑で、15時頃が待ち時間もなくなる傾向でしたので、私たちにしては珍しいことなのですが、遅めのその時間帯に観覧することにしました。


先ずは東洋館別館のホテルオークラレストラン「ゆりの木」でランチをしようと、14時に上野集合。


中尊寺展の会場である本館と東洋館はすぐ隣なので、中尊寺展の混雑状況を確認ぐらいはできるかなと思っていたら、確認するとかそういうレベルではなく、否が応でも目に飛び込んできた大行列!ガーン

まだ14時だから?とも一瞬思いましたが、今日は金曜日。19時までの夜間開館だから、平日感覚で来てはいけなかったのです。判断を誤りました💦

 

ランチが終わった15時頃も、変わらず約40分待ちの長蛇列。

とは言っても、時間を潰したところで帰りが遅くなるだけなので、諦めておとなしく並ぶことにしました。。。

日中は暖かな一日でしたが、さすがに15時すぎになると日陰は風の冷たさにブルっとするようになってきて…

早く中に入りたいなーと思いながら並ぶこと、40分(厳密には45分くらい?)でようやく展示室へ🙌


と、その前に。

ゆりの木のランチですが、こちらも何組も待っており、20分以上待ち時間がありそうだったので、とりあえず外のベンチで待っていましたら、思っていたより早く私たちの番号は呼ばれていたみたいです。

店内に様子見に行ったら「呼び出し済み」に私たちの番号が書かれていました💦

ちょうど満席になってしまったとのことで、少しだけ待つことになりましたが、回転が早いのかすぐ案内してもらえました。

(待ち組が多くても店内で待ってる方が無難かもしれません)


葱とチャーシューの細切りつゆそば。ミニチャーハンのセットでいただきました。
姉は五目あんかけ焼きそばに同じくミニチャーハンのセット。

ゆりの木は、母と姉と私の3人で訪れた想い出のお店でもあるので、前はこの席に座ったわ〜♪とか、店内の雰囲気などが懐かしかったです。
母とはここで何回か食事したと思うのですが、初めて入ったのが、運慶展のときでした。
7年近く経っていることに驚きです…


さて、中尊寺展に戻りますね。


本館特別5室。
入るとすぐ大型ディスプレイに8KCGで実物大の金色堂が映し出されていて、その映像の迫力にまず圧倒されました。
さらに先に進むと、金色堂中央壇(藤原清衡公の須弥壇)に安置されている仏像が、まるで須弥壇の中に入り込んだかのように配置もそのままに展示されていました。
仏像を360°ぐるりと間近で観ることができます。

 観音菩薩、勢至菩薩を脇侍に、中央に阿弥陀如来坐像。
その前に地蔵菩薩立像が6体。
そして、さらにその前に持国天と増長天の二天像。
計11体の仏像はすべて国宝です。

阿弥陀如来さまの柔和で慈愛に満ちたお顔に心を打たれ、6体の地蔵菩薩さまのお顔立ちが皆異なっていることに興味深く、二天像の力強さに感銘を受けました。
これらは平安期の仏像ですが、力強さが見える二天像には、鎌倉期の運慶・快慶に繋がっていくものを感じました。

会場内で唯一撮影OKの、金色堂模型 縮尺5分の1。
これもなかなか見事です!

4年前に平泉日帰りで中尊寺を参拝しましたが、仏像はここまでじっくり見ることはできないし、貴重な展覧会だとありがたく思いました。
いつかまた実際に平泉へ行き、中尊寺参拝したいと思います。

2020年、コロナ第二波直後のGoToキャンペーンの頃に平泉へ行きました↓

みちのく日帰り・秋の陣Ⅱ【中尊寺②】 

みちのく日帰り・秋の陣Ⅱ【中尊寺③】