英検の合格法、S-CBTなど | 塾なし都立高校受験

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塾に行きたくない息子が都立トップ高校を目指すと言い出したらのが中3の7月。そこからてんやわんやの道のりでしたが、なんの僥倖か合格しました。親に確固とした信念もなく、大した情報も持ちませんが、同じような境遇の方の少しでもお役に立てれば・・と思います。

さて、なんとなく英語に慣れてきたところで、英検にチャレンジを始めました。

チャレンジといっても小6で5級から始めたので、全然簡単なんですけどね。

その後は年一回、1級ずつあげていって、中3秋に2級まで合格しました。

 

英検は準二級以上だと加点となる私立が多いです。(学校によっては3級でも。)

高校受験は絶対に浪人できません。

内申や各検定での加点でいただく「お約束合格校」は必須です。

心の平安が全く違います。

東京では「併願優遇」というシステムになります。

 

また、英検のリスニング、ライティングの練習は高校受験の基礎にもなりますので、中3前半くらいまでは英検を受けておいて損はないと思います。

 

一般教材は旺文社の集中ゼミ。一項目2ー4ページなので圧迫感なく、短期間でザッとできるのが○。

長期休暇を利用して仕上げました。

 

単語や熟語は3級くらいまでは問題集に載っているものを覚えるだけで良いと思いますが、準2級以上は出る順パス単で対策しました。

 

 

3級以上はライティングと面接がありますので対策本は別に購入。

英検対策本は旺文社が豊富なのですが、ライティングだけはこちらのジャパンタイムズのものが断然おすすめです。

模擬問題と例解が段違いに豊富、一つの問題にYesバージョンとNoバージョンなど2種の解答が載っており、他社の問題集の追随を許しません。

 

 

ライティングはこの本に載ってるお題について、(遊びに行くなら海・山どっち、休みの日はアウトドアと室内で過ごすのどっちが好き、どの季節が一番好きかその理由はetcetc ・・)、例解を参考にしながら親子で一緒に作文してノートに記載していきました。

その場で文を作るのは無理ですから、ストックフレーズを増やしていくわけです。

他のお題でも使いまわせるよう、汎用性の高いフレーズを貯めておくと良いです。

試験前はそれを音読暗唱!

 

面接用の対策本にはDVDもついているので、模擬面接?ができるようになっております。

 

 

会場の受付での受験票の見せ方、携帯電話の預け方、待合室での様子、面接室への入り方、面接官への挨拶や腰を下ろすタイミングまで懇切丁寧笑

もちろん面接試験そのものも動画があります。

我が子は緊張しやすかったので、イメージトレーニングできたのはとても良かったです。

面接についても、聞かれることはだいたい決まっているので、これがきたらこう、というストックフレーズを作っておきましょう。

 

リスニングは過去問で練習しましたが、簡単なのでそんなに時間を割く必要はないかと。

中2の1年間はNHKの「中学生の基礎英語レベル2」をやっていたので、それで耳慣れできたかもしれません。

基礎英語についてはまた今度書きます。

 

ハルノブは中3春の準2級受検はコロナでキャンセルを余儀なくされ、夏に英検S-CBTで合格しました。

S-CBTは通常の英検と違い、テストセンターでコンピューターで受験するものです。

毎週土日に開催されているのと、一次試験・二次試験が1日で終わるので、忙しい受験生には便利です。

従来型英検と同等の級・資格を取得できます。
対面より緊張しなくて良かったそうで、味をしめて10月に2級も受検して合格しました。

しかし一般的には英検、漢検への挑戦は中3前半まで、後半は受験に集中するのがよい、とプロの塾講師の方はおっしゃっています。

私もそう思います。