前回の記事の続きで
「つまらないことを淡々とやらされるのがとにかく苦痛」な
ADHD(&ASD)のケンの学習方法についての話です。
 
昨日持ち帰り、
「せっかくの休みが台無し!もう一生ごはん食べる時間もなくなった!サイアクムカムカ
とめちゃめちゃ怒ってた、
今週末の宿題漢字80字のプリント。
 


たかが80字だけれど、気持ちはよくわかる。
私も大量の洗濯物を前にすると、たかが洗濯なのに「サイアク!」ってなるから。
 

それでも、結局1日で、80字全部やりきってくれました。
ほんのちょっとした裏技(ごまかし)を使って。
 
 
 
そのやり方は
 
 
あの、、先に予告しておきますが、、
結構、しょぼいですからね。
 
 
 
こちらです。
 
 

 
 
折りたたんで問題を隠しちゃう!
 
視覚優位なので、これだけで「できそう」って思ってくれるのか、
やかましい文句がだいぶ減ります。
 
上のプリントだと両面80字を
8分割して1クール10文字。
 
10文字ずつ書き終えて、
そのまま次のクールに進めるのなら進めればいいし、
疲れてダメそうなら途中で休憩してから
後でまたやり始めればOK。
 
 
1クールごとに、プリントの挿絵を使ってストーリーを作ってみたら?
というワクワクタイムも提案したところ
 
 こちらの絵では・・・

 
 
「王様の王冠を奪うために、ウサギが特訓中。
わっはっは~、今に見てろ、オレサマは大金持ちになってやるからな!王冠1お金
 
って言ってたかな・・。
 
この真面目そうなウサギさんが悪者に見える
視覚情報処理が独特。

 

 

 

あと、すみません。
 
ちょっと、私も見栄張っちゃったのか
写真の装飾の吹き出し間違えちゃいまして・・ 
 
「YEAH!!」ってほどまでは、
全然いかないんですよ(笑)
 
しぶしぶ、
「まあこれならやってやるか。。」 レベルです。

 
ただ隠す、それだけです。
そして、ちょっとずつ答え合わせして、
以前書いた一芸一餌方式イルカのご褒美ラムネやトランポリンで発散する。
 

「なかなかやりますな。日本国旗」「恐れいった。手
などの本人のハートに響く励ましの言葉をちょいちょい挟んでいく。
 
 
あと、漢字で「天」が「夫」になっちゃうような、
うっかりはみ出ちゃうところ(かなり頻繁にある。)は、
書き直しさせてモチベーションが下がるくらいなら
「ここ出ると、夫になっちゃうよ。まだ習ってない漢字が偶然書けた奇跡シャンパン
とか伝えながら
私が代わりにはみ出たところを消してあげちゃってもいいやと思ってる。
自分で消してもらうかは、その時のテンション次第。
 
 
 
まだ1年生だからこんな方法で
なんとなくいけちゃうのかもしれないのですが、
 
まだ1年生だからこそ
こういう工夫をしながら
 
「なんだ、自分ってできるじゃん!YEAH!
 
って本人に感じてもらえたら、今はもうそれでいいや。
と私は思っています。
(それ以上を求めると私がキツイ。。)
 
 

小学1年生の次男ケンがこんな話をしてくれました。

 

「国語は字をたくさん書くから大変。

算数は計算はいいけど、ノートに書くのが大変。

さんすうセット使う時は、先生の言うとおりにやるのが大変。」

 

 

 

さんすうセットの話を聞いているとこんな感じみたいです。

 

足し算の説明をするために授業で数え棒を使うとき。

数え棒を目にしたケンの頭の中は

こんなイマジネーションが広がるのだそう。

 

 

「このたくさんある数え棒を全部つなげたら、教室よりも長くなるだろうか。」

 

 

頭の中は、試してみたい、わくわくした気持ちでもういっぱい!

 

 

(数え棒。こういうやつ↓)

 

 

 

ケンがそんな空想を膨らませているうちに

先生は前であっさりこんな指示を出しています。

 

「9本とって机に並べて。」

 

ケンはイマジネーションの世界にいるので

指示は聞こえません。

 

 

先生が個別の指示にやってきます。

 

ケンはしぶしぶ不器用な手つきで9本並べます。

 

数え棒を全部つなげて試したい衝動をぐっとこらえながら。

 

 

答えがもうわかりきっている

9+7=16の足し算のために、

数え棒をただ並べるだけだなんてつまらない。

 

でもやらなきゃいけないつまらないことが、

学校にはたくさんありすぎる。

 

 

 

キラキラした発想と衝動をぐっと抑え込み

6歳の子が毎日こんな苦労をしているなんて

本当考えさせられちゃいます。

 

 

 

さんすうセットを自宅に持って帰ってくる日があったら

数え棒を全部つなげる実験、一緒にやってあげたいな。

 

 

 

 

 

 

 

入学前にもさんすうセットの記事を書いていました。さんすうセットで財宝ごっこをしているよ。。。お金お金

不安感が強くメンタルが弱い小3シオンは

新学期早々、遅刻してのんびり登校しました。

 

冬休み中から歯茎が痛むと訴えていて

私も、遅刻させるちょうどよい口実ができたと思い

歯医者に連れて行ってから登校。

 

うちの子にとっては、長期休み明け初日の

フル登校は負担が大きいので

2時間登校くらいがちょうどいい塩梅なのだと思います。

 

 

学校に到着した時間には

3年生の担任の先生は外出でいらっしゃらず

3時間目プリント自習と4時間目テストで

教頭先生が監視役。

 

放課後、教頭先生から私に声をかけてもらいました。

 

 

「シオンくん、プリントもテストもあっという間に終わらせて、

他の子たちが飽きてふざけたりして注意される中、

黙々と読書をし続けていて。

クラスの模範的な態度でした。」

 

 

 

 

 

ああ、神様。 

 

この世のどこかに

毎日ずっとプリント学習だけで

淡々と乗り切れる

夢のような小学校があったら私達を連れて行っておくれ。



 





新学期、

二人とも無事登校してくれてありがとう。


 

6日から、3学期が始まり

子どもたちも様々な緊張と不安を抱えながら過ごすであろう

冬休み最終日。

 

本来ならば、聖母マリア様のようなほほ笑みで「大丈夫よ。」と息子たちを支えてあげたかった。

それが理想。

 

 

しかし現実の私はというと、、、

きっと色々な悪条件が重なってたんでしょうね。

まあ、ひどいものでした。

 


 

まず、朝。


冬休み終了という現実から逃避するため

11時頃まで起床せず。


夫に起こされても

「もう何時間もずっと、金縛りがひどいから。」

と言い訳。


枕元に栄養ドリンクが1本置かれていました。。栄養ドリンク

 




 

昼は、


冬休みのしおりの振り返り記入欄に例年のごとく全然書けない長男に激怒。

「自分は全部書いた」という次男も

実は全然書いてなかったりして一緒に犠牲になる。

 

 

そして、極めつけは夜。

生地から手作りピザを作って
子どもたちにトッピングしてもらったのですが
 

自分が焼きあがったピザを

オーブンからお皿に移す時に

失敗して1枚まるまる床に落として

「もう無理〜」と崩れ落ちる。。



 

2枚作ったので1枚は無事だったけれども

家族とにこにこ食卓を囲める精神状況ではなくなり、

夕飯ボイコットしひとりでお風呂に逃げ込みました。







あーあ、やっちまったな。

冬休み最終日。

 

 

「大人でも失敗し、パニックになる。」

「つらくなって騒ぎたくなったときは、人から離れて心を落ち着けることが大事」


 

それを身をもって教えることになってしまうとは。

 

 

 

「大変だよね。」と声かけてくれ

これ以上私を刺激するまいと

ひそひそ声で遊んでいる息子たちのが

よっぽどちゃんとした人に思えたのでした。




   



 

 


焼き立てピザって、どうやってお皿に移すの?

アルミホイルの端と端持ったらすべり落ちちゃったよ。

家庭でもこういうのが必要ってこと?ピザ



年末年始の義実家帰省から無事帰還しました。
 
(不本意な)3泊もしてると、
息子たちもそれぞれ時間差で疲弊し不機嫌になり、
しまいに私も不機嫌になり、
多少不穏な新年の幕開けでしたが
帰宅してからが新年本番だと思って
気を取り直してやっていこうと思います。
 
 
 
 
義実家から帰宅する日、準備でバタバタし始めた頃
私からADHDの次男ケンにこう指示を出しました。
 
 
「もうすぐ出発するから、靴下履いて!
買ってもらったポケモンしまっておいて!」
 

 
 
普段1回の声掛けだと動かないことも多いケンですが
私が義実家ストレスでピリピリしているのを
察知したのかパッと動き始めました。
 
 

 
靴下を片方はいたあと
 
もう一方の靴下をとって・・・
 
 
 






 
 
 
 
ピカチュウに靴下履かせてる~新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前
 
 



「靴下履いて。ピカチュウしまって。」
の2段階指示の情報処理中に
なにか重大なエラーが起きた模様。
 
 
 
 
 
そのあと
 
「シャチのぬいぐるみもリュックにしまって!」
 
 
の指示への対応はこちら。下矢印
 
 





 
 

 
入れ方、雑〜!
 

下半身ちょこんと入れてみただけ。
 
この後自分がリュックせおって帰らなきゃいけないとか
なーんも考えてないんだろうな。
 
 
 
ああ、思いやられる、2020あせる
 
 
 
 
靴下を履かせ直し、シャチもすっぽりしまいこみ
帰りの新幹線では、
子どもたちの対応を全部夫に押し付けて
私はゆったりこちらの本を読んで帰って来ました。
 
20歳になった軽度の自閉スペクトラムとADHDのりゅうたくんが、
小学生の頃イライラしてた時の気持ちを振り返って教えてくれています。
 
 
我が家の次男ケンも似ているキャラクターで、
「いったいぜんたい、なんでそんなに怒ってるの?」
ってことが多い日常なので、納得できる内容が盛りだくさんで参考になったし、
息子の本音が聞けたようで泣けました。
 
 
 
ちなみに、私も夫に言われます。

「何をそんなに怒ってるのかさっぱりわからない。」
 
 
いつか私も
「母にはイラつく理由がある!」
という文を書いて、
夫に突き付け、泣いてもらおうと思っています。