どこにでもいる輩たち | monchackの日常@どっぷり日本

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ナイロビ在住の主婦が毎日何をしているのかを現地から発信していましたが、2018年春より、とうとう日本での生活が開始!約17年のナイロビ生活から、晴れて日本人に戻りまーす。
でも、夫はまだまだナイロビにいるので、行ったり来たりになりそうです。

こういうゴタゴタしたときに、人の良心に付け込んで悪いことをする輩って

どこにでもいるんですね。

日本の震災のときにもいたくらいだから、ケニアでいないわけがないのだけど。


被害者たちのための寄付金を集めるために、TVではM-Pesaという

モバイルバンキングの番号が随時流れています。

M-pesaとは携帯電話を使って、簡単に送金できるシステムで、銀行口座などを持たない

ケニア庶民に大変役立っているシステムです。

首都圏に出稼ぎに来てる人たちが、田舎へお金を送金するのも、昔は知り合いが田舎へ帰るときに

渡してもらったりと、大変だったんですよね。


フランシスが、給料日後にいつも誰かにお金を託していたのを思い出します。


そのM-pesaを使って、Red Crossなどに送金するわけですが

違う番号を教えて、自分のお金にしたりする犯罪が結構あったようです。


国を揚げて、こんな大変な時期に、自分の懐を肥やそうだなんて。



そして、Westgateの中には、たくさんお金が埋もれてると思うんだよねぇ。

レジや両替店、銀行など、誰もお金を持ち出して逃げる余裕なんかなかったはず。

絶対に、中でお金をあさってる人いるって。

ケニア軍の人も、一般人で銃を持って救助に当たった人とか、絶対にお金あさってる。

ここは、ケニアだよ。


交通事故で死亡した人の財布や携帯、靴まで盗んでしまうような国だもの。

遺体から、財布とか絶対に盗ってるって。



Monchackは、そう思うよって、フランシスと話していたら

彼も「そうだよ。だから、テロリストもいない崩れ落ちたWestgateに、たくさんの人で救助に

はいればいいのに、ケニア軍や警察は、他の人を入れようとしないんだ。

先に入って、お金とか盗るんだよ」と。


私もなかなかケニアをわかってきたね~。

一般庶民は、みんなそう思ってると。


しかも、あのたくさんの死者。

本当にテロリストに殺されたかもわからないぞと。

警察や軍も、絶対に殺してるからと。


テロリスト以上に、この国・・・


おっかね~~~。( ̄□ ̄;)