今は随分時代が変わったようだけど、フランシスの田舎のほうは
肉は大人の食べ物という認識があるしい。 今でも。
だから、お客さんが来たら、鶏を絞めたりして、肉が振舞われるが
子供たちには、足の部分(本当に足だよ、爪がついてるところ)や
頭しか与えられず、それを大事に握り締めて、ちょっとづつウガリと一緒に
食べたと。
育ち盛りの栄養が必要な子供たちに、あげなくていいんだねぇと思うけど
昔の日本もやはり働き盛りの若い男たちに、そういう栄養の高いものを
食べさせていたのだから同じか。
子供が亡くなっても、また作れば良いと言う感じなのでしょうね。
西部は、いまだに子沢山ですからね。
かたやナイロビに近いカンバ族のアグネスは、
「子供のほうが大事なのに。自分が食べなくても、子供に食べさせるのに」と
考え方が現代的で、フランシスをゴーゴー非難。
いやぁ、私もその考えですわ。
ケニアって、広いねー。
部族によって、考え方が違うのね~。
隣のお手伝いさんのメアリーが田舎で兄の葬儀があると、休暇をとった。
その代わり娘のリリアンが仕事に来ているのだけど、もう2ヶ月経過。
メアリーは帰ってこない。
そして、「もうこの仕事はしない」と言いに来て、2か月分の給料を
リリアンから奪い、1000kshだけ渡し、帰って行っちゃった!
娘が働いたお金を、ほぼ全部奪って?
親なのに?
娘たって、家族もいてもう立派な大人なのに?
ひどくない?
ケニアの親子関係。
ほんとビックリするわ。
そして、リリアンは「絶対に給料は、ママに渡さないで」とインド人に告げ
このまま仕事を続けることになりました。