親子の関係 | monchackの日常@どっぷり日本

monchackの日常@どっぷり日本

2018年より、約17年のナイロビ生活を終え、日本人に戻りました。日々の小さなしあわせ備忘録。

今は随分時代が変わったようだけど、フランシスの田舎のほうは

肉は大人の食べ物という認識があるしい。 今でも。

だから、お客さんが来たら、鶏を絞めたりして、肉が振舞われるが

子供たちには、足の部分(本当に足だよ、爪がついてるところ)や

頭しか与えられず、それを大事に握り締めて、ちょっとづつウガリと一緒に

食べたと。

育ち盛りの栄養が必要な子供たちに、あげなくていいんだねぇと思うけど

昔の日本もやはり働き盛りの若い男たちに、そういう栄養の高いものを

食べさせていたのだから同じか。


子供が亡くなっても、また作れば良いと言う感じなのでしょうね。

西部は、いまだに子沢山ですからね。


かたやナイロビに近いカンバ族のアグネスは、

「子供のほうが大事なのに。自分が食べなくても、子供に食べさせるのに」

考え方が現代的で、フランシスをゴーゴー非難。

いやぁ、私もその考えですわ。


ケニアって、広いねー。

部族によって、考え方が違うのね~。


隣のお手伝いさんのメアリーが田舎で兄の葬儀があると、休暇をとった。

その代わり娘のリリアンが仕事に来ているのだけど、もう2ヶ月経過。

メアリーは帰ってこない。

そして、「もうこの仕事はしない」と言いに来て、2か月分の給料を

リリアンから奪い、1000kshだけ渡し、帰って行っちゃった!


娘が働いたお金を、ほぼ全部奪って?


親なのに?


娘たって、家族もいてもう立派な大人なのに?


ひどくない?


ケニアの親子関係。

ほんとビックリするわ。


そして、リリアンは「絶対に給料は、ママに渡さないで」とインド人に告げ

このまま仕事を続けることになりました。