この時期のナイロビは、薄紫色のジャカランダが至るところで開花していて
とてもキレイ。
日本で桜が開花して、至るところで薄ピンクの桜が見られるのと同じような感じ。
雨季だけど、昼間雨が降ることはめったにないし
暑すぎず、寒すぎない最高の季節です
ちょうど北海道の真夏を迎える前という感じ。
もちろん日差の強さは、やっぱり赤道直下なのですが
私にとっても大好きな季節です。
だけど、一般的なケニア人。
このジャカランダを見て、「きれいだねー」とかっていう心は持ち合わせていません。
庭師なんかにしたら
「こんな葉っぱがいっぱい落ちる木は厄介以外の何者でもない」
という感じ。1日中、庭の掃き掃除をしなくてはなりませんから。
葉っぱが細かくて、いっぱい落ちてくるんですよ~。
庭師じゃなくても、「花しか咲かず、食べれるものがならないじゃないか!!」みたいな。
葉っぱが堆肥になるので、畑に植えたら少しは役立つかな?という程度の意味
しかないらしい。
ケニア人には、「花より団子」と言う言葉が通じそうですねー。
ほんとどこにでも咲いているジャカランダですが、
白人が植えた木なんですねー。
しかも、アフリカ原産じゃないし・・・南米だし。
「桜みたいだなー」と感慨深くなって、「きれいだねー、ジャカランダ」って
お手伝いさんやドライバーさんレベルのケニア人に言っても、
「わけわかんね」と思われる程度なんですよー。
心にとどめておきましょうね~。