スリ注意 | monchackの日常@どっぷり日本

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2018年より、約17年のナイロビ生活を終え、日本人に戻りました。日々の小さなしあわせ備忘録。

フランスやイタリアって、どーしてスリが多いのでしょうねぇ?


イタリアでも、トラムでもりりんの上司がすられそうになったところを

救出したことがありますが、ほんと気の抜けない国です。



だけど、ケニアで身についたいつも持ち物を気にするという緊張感は

日本に帰ったときでも、自然と身についていて、途中で

「あ、ここは日本だった・・」と、思いなおすことが多いくらいなのです。

バッグを持って歩けるだけいいもんね。

ナイロビのタウンやマーケットだと、それもかなり危ないことですからね。

iPhoneなんて、持っていかないし。


なので、フランスでも常に、バッグは必ず自分の前方に来るようにと

気にかけていたし、ファスナーもちゃんと閉めて

周囲の人への緊張感を張り詰めていたのですが


子連れは格好の獲物になるようです。(爆)


ニースの駅で、買い物袋とベビーカーをもりりんに預け

子供二人の手をとって、列車に乗り込もうとしていたとき

バッグが体の前方ではなく、横にあったので

「バッグを前にやらなくちゃ」

「バッグのファスナーを閉めなくちゃ」とすごく気になり


何気にバッグを見たら、




手が侵入中!!




つかさず太い手首を捕まえて、 「なにやっとんじゃ!!」 (英語)


東欧系のデブ女を捕獲。


 撮ったどーーーー!!  ←最近、これ多いねw




デブ女は、「何もしていないわ」みたいに、両手を横にふっていましたが

お前の手を私のバッグの中で捕まえとんじゃ!!


どっから来てると思ってるんだ!!

ケニアだぞ、ケニア!

お前みたいなデブ女ごときに、

わしの財布がすれる訳ないやんけー!

ばーか、ばーか、ばーか。

私の財布をすろうだなんて、100万年はえーっての。


と、日本語が通じたら、叫びたかった。

せめて、英語でも・・・

フランス語じゃねぇ、なんにもいえねぇ。


周囲の人も呆れ顔で、「気をつけてね」みたいなことを言っていました。

私も時間がもったいなかったし、未遂なので

警察にも突き出しませんでしたけど、違う車両に乗っていきましたからねー。

正面から写真を撮ってやりました。


気分が悪いので、後姿だけ~。



monchackの日常@ナイロビ-フランスのスリ

ちなみにデブ女は、2人組。

囲んで他の人から見えないようにしていたのでしょうね。


たぶん、どんなにバッグの中をまさぐっても

私の財布はバッグの底を切らない限り、ゲットできなかったと思うんだけどね。

望遠レンズの付いたカメラがずっしりと一番上に入っていたので

そのカメラを片手でよけて、財布を取るというのは無理だったんじゃないかなぁ。


フランスへ旅行に行かれる方、気をつけて下さいねー。

東欧系や移民たちが近くにいるときは、要注意ですよー。

そして、子連れの人が狙われるようです。