フランスやイタリアって、どーしてスリが多いのでしょうねぇ?
イタリアでも、トラムでもりりんの上司がすられそうになったところを
救出したことがありますが、ほんと気の抜けない国です。
だけど、ケニアで身についたいつも持ち物を気にするという緊張感は
日本に帰ったときでも、自然と身についていて、途中で
「あ、ここは日本だった・・」と、思いなおすことが多いくらいなのです。
バッグを持って歩けるだけいいもんね。
ナイロビのタウンやマーケットだと、それもかなり危ないことですからね。
iPhoneなんて、持っていかないし。
なので、フランスでも常に、バッグは必ず自分の前方に来るようにと
気にかけていたし、ファスナーもちゃんと閉めて
周囲の人への緊張感を張り詰めていたのですが
子連れは格好の獲物になるようです。(爆)
ニースの駅で、買い物袋とベビーカーをもりりんに預け
子供二人の手をとって、列車に乗り込もうとしていたとき
バッグが体の前方ではなく、横にあったので
「バッグを前にやらなくちゃ」
「バッグのファスナーを閉めなくちゃ」とすごく気になり
何気にバッグを見たら、
手が侵入中!!
つかさず太い手首を捕まえて、 「なにやっとんじゃ!!」 (英語)
東欧系のデブ女を捕獲。
撮ったどーーーー!! ←最近、これ多いねw
デブ女は、「何もしていないわ」みたいに、両手を横にふっていましたが
お前の手を私のバッグの中で捕まえとんじゃ!!
どっから来てると思ってるんだ!!
ケニアだぞ、ケニア!
お前みたいなデブ女ごときに、
わしの財布がすれる訳ないやんけー!
ばーか、ばーか、ばーか。
私の財布をすろうだなんて、100万年はえーっての。
と、日本語が通じたら、叫びたかった。
せめて、英語でも・・・
フランス語じゃねぇ、なんにもいえねぇ。
周囲の人も呆れ顔で、「気をつけてね」みたいなことを言っていました。
私も時間がもったいなかったし、未遂なので
警察にも突き出しませんでしたけど、違う車両に乗っていきましたからねー。
正面から写真を撮ってやりました。
気分が悪いので、後姿だけ~。
ちなみにデブ女は、2人組。
囲んで他の人から見えないようにしていたのでしょうね。
たぶん、どんなにバッグの中をまさぐっても
私の財布はバッグの底を切らない限り、ゲットできなかったと思うんだけどね。
望遠レンズの付いたカメラがずっしりと一番上に入っていたので
そのカメラを片手でよけて、財布を取るというのは無理だったんじゃないかなぁ。
フランスへ旅行に行かれる方、気をつけて下さいねー。
東欧系や移民たちが近くにいるときは、要注意ですよー。
そして、子連れの人が狙われるようです。
