強盗 | monchackの日常@どっぷり日本

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2018年より、約17年のナイロビ生活を終え、日本人に戻りました。日々の小さなしあわせ備忘録。

昨日日曜日なのに、アグネスから「話があるのでいってもいいか?」と電話が来た。

土曜のバースデーで疲れて、グダグダしていたので、「いいよー」と。


で、一体なに?


「金の話以外ならいいよ」と、もりりん。 ←シビアっす


だけど、わざわざマタツのお金を使ってまで来るっていうのは、やっぱりか?

しかないだろうよ。

緊急を要することだから、学費とかじゃないし、


「やめる」って言われたらどうしよー?とか、いろいろ考えた。弱気w


一体、どっからくるのよ?っていうくらい、時間がかかってやってきたアグネス。


で、なんだ?っつーと




アグネスの娘の学費を出してくれたり、いろいろと一番面倒を見てくれている

妹思いのお兄さんが、



強盗にあったと。Σ(゚д゚;) マジ?




彼は大きなトレーラーの運転手で、荷物の搬送のため、いつもモンバサやウガンダと

走り回っていました。


それがナイロビから車で3時間ほど離れたVioの警察から、田舎の家族に電話が来たらしい。

「強盗に襲われて、病院に運んだから来い」と。


それで、アグネスがVoiに行かなくちゃと、給料の前借をお願いしに来たわけだけど


なんつーか、それってどうなの?っていつも思うケニアの人たち&システム。


どこの病院にいるかも知らない。 (聞けよ。)

容態も「話ができない」というだけで、どういう怪我をしたのか意識の有無もわからない。 

       (何で聞かないの?)

仕事中の出来事なんだから、会社に知らせるのが最初だってのに

お兄さんの妻も会社の電話番号すら知らない。(なんで?)

アグネスも会社の名前すら知らず、電話で名前はきいたけど、スペルがわからないと・・・(聞けよ)

みんなで空回り~~~。


そして、空回りのまま勢い余って病院に駆けつけようとしてる。 (心配なのはわかるけどさぁ)



ナイロビに連れて帰ってくることも考えたら、やはり会社に連絡して、

会社側がそれを負担するべきなのに、貧乏人は、こうやって無駄なお金を費やすんだろうなーって。

ナイロビ側で受け入れ先を確保したり、いろいろやらなくちゃならないことがあるのに

貧乏人たちが、みんなで交通費を使って、Voiまで行ってどうするんだ??って。

妹のアグネスが行くよりも、妻が行くべきなんじゃないか?って言ったんだけど、

妻はどうやらあほらしい。


そんなこんなしていたら、別のお兄さんが会社に連絡を取り、会社の人に会っていると。

こちらは、賢い。さすが、ナイロビで働くだけある。


結局、給料を少し渡して、アグネスは去って行ったのだけど

今朝電話が来た。


Voiでお兄さんに会った、命に別状はない。 よかったー。(´▽`) ホッ

これでまた葬式代とかいわれちゃ日にゃぁねぇ・・・・


話も少し出来るけど、まだ記憶があやふやで病院に運ばれてきたことすら覚えていないらしい。

強盗に襲われて殴られ、紐で縛られて、ブッシュに捨てられていたという。

洋服も全部剥ぎ取られ、素っ裸でブッシュに。野生動物に食われなくて良かった・・・

牛追いの少年にでも発見されたのだろうか。

トレーラーももちろんなくなり、中の荷物を盗みだしてから、その辺に車は捨てるというのが

強盗の手らしい。


彼は発見されたからラッキーだけど、一緒に乗っていた相方は行方不明。( ̄□ ̄;)

きっとそんな捜索なんてしないんだろうなぁ、ここの警察。

あ、もちろんニュースにもならないしね・・・・


これから会社の車が迎えに来て、ナイロビに帰ってくるらしい。

「洋服も靴もないからねー」ってアグネス。


だからぁ、先に病院に問い合わせて、状態とか必要なものとか聞けばよかったじゃん。

そうしたら、身の回りのものを一式そろえて持っていけたというのに

ただ自分のバッグだけ持って行ったに違いない。┐('~`;)┌

なんでかねー。


要領がわるすぎ・・・

無駄が多すぎ・・・・

電話代をケチっているのだろうか?

お金がないなら、電話で確認して、会社の車で一緒に行くとかいろいろ対策を考えたらいいのに

それは教育のせいなのか、知識の問題なのかよくわからないけど

貧乏人たちのほうが、無駄なお金を使ってるなーっていつも思う。