#ブログを始めたきっかけ そして誰にも言えなくなった | 誰にも言えず綴る

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余命宣告された夫は2023年8月、逝ってしまいました。これからどう生きていこうか…。

私がブログを始めたきっかけは

誰にも言えず夫の闘病生活を背負う日々に

限界を感じたから…です。


夫の病気発覚から

手術、抗がん剤と、

ずっと私1人で支えてきました。


夫の闘病を知っているのは

息子たちと夫のお兄さんだけで、

詳しい事、不安な事などは

全然伝えていませんでしたショボーン


そんな中、

ちょっとした出会いがありました。

その人は

ご主人を直腸がんで亡くされたばかりで、

こちらが聞きもしないのに、

ご主人の闘病過程や亡くなった日の事を

スラスラと話し始めたのです。


後でわかったけど、

この人はあちこちでご主人の事を話していて、

話すことで気持ちをスッキリさせていたようでした。


この人なら話せるかもしれない…

私の気持ちをわかってくれるかもしれない…

そう思った私は


実はうちの夫も…と話したのでした。


しばらくの間は

それなりに聞いてくれていたけど、

いよいよ余命宣告されてからは、


明らかに

私の話をウザそうにしている態度が伝わってきました。


そんな話興味ないし聞きたくないと、

視線が物語っているのです。


この人は、

話す専門なんだえー

聞く専門ではないんだえー

と、私は理解しました。


実際、

ご主人の保険金で

建て替え同様の大型リフォームしてる話や、

娘さんが結婚するので

前撮り写真を撮ってきた話など、

一方的に楽しそうに話すんです。


頼みもしないのに

娘さんの前撮り写真も見せるのです。


私は

パートナーを癌で亡くした人は

悲しみ、辛さをわかってくれると信じ込み

甘えていましたショボーン


世の中には

自分の悲しみや辛さは話したいけど、

相手の状況には

全く興味がない、聞く気にもなれない人が

いるんですよねショボーン


私は今度こそもう誰にも言わなくなり、

ブログの中で思いっきり話すようになりました。


同じ境遇だからわかってくれるという解釈は

私の思い上がりだったかもしれませんねショボーン


人生いろいろ、

それを生きる人もいろいろです。