突発的 | 誰にも言えず綴る

誰にも言えず綴る

余命宣告された夫は2023年8月、逝ってしまいました。これからどう生きていこうか…。

土日は役所関係がお休みだから、
手続きにあちこち奔走する必要がない。

それだけでもホッとする。

使える時間は断捨離と片づけに全て使い、
しんどくなったら、

手続きの書類記入に時間を充てる。


なんとか年内に終わらせたい。

朝夕、夫に手を合わせ、
声を出して話しかけるようになってきた。
もちろん誰にも聞こえない環境で。

スーパーへ行くと、
夫の大好きなものばかり見つけちゃう。
濡れおかきを買ってお供えして、

お父さんの好きな濡れおかきを買ってきたよ、と話しかけて、

突発的に涙出始めて、

ワーッと泣きだしてしまった。


大好きなものを買っても、
食べれないんだ…。
美味しいね、も聞こえないんだ…。
本当に、本当に、
もういないんだ…。

信じられないけど、
もういないんだ…。

何をやっても、
どこへ行っても、

思い出してしまう。


いつか思い出さなくなる❓

思い出しても泣かなくなる❓


夫がいない生活をごまかしたくて、

単身赴任してると思えば気が楽かなって…。

でもそんなごまかしは通用しない。

だって、ただいまがないから。

夫が玄関を開けて入ってくる事は、

もう絶対ないから。


ダメだ…。

なんか重い内容になってしまった。

…こういう日もあるよね。