関西百名山② 二上山(雌岳・雄岳) | ユルユルランナー通ります

ユルユルランナー通ります

走る事の楽しさに目覚め、気づけばウルトラマラソンにハマってました。
色々企画をして色んな場所を走りに行くのが好きです。

完走よりも歓走!
競争よりも共走!
楽しんだもん勝ちです。

せっかくの平日休みやったんですが、午後から予定が入っていて1日ゆっくり走る事が出来ません。時間制限があるんで近場にある関西百名山をクリアする事にしました。

 

今回目指す山は二上山。

普通に二上山の登山口まで行って山頂まで登って終わりやったら面白くないので、上ノ太子駅から走って二上山の登山口を目指す事にしました。

やっぱりロードを走るのが好きなロードランナーとしては、少しでもロードを走りたいですからね。いつもは奈良側から登るけど、初めて大阪側から登ります。

 

上ノ太子駅からスタート。

 

 

ここからハイキングや登山に行く人はいてなかったので、のんびりした雰囲気でスタート出来ました。

まずは竹内街道を走り二上山を目指します。

 

 

味のある案内板。

竹内街道って堺から走ると前半は街道って感じがしないけど、後半は街道感があって好きです。

 

 

竹内街道 緑の一里塚

一里塚は、かつて街道を旅する人々にとっての目印であり、塚上の木が作りだす木陰は休憩場所にもなっていました。

 

 

目指す二上山まえは2キロってそんなに近い?

登山口まで2キロって事かな。

 

 

竹内街道交流館

中に入ると竹内街道関連のグッズが販売されてました。コロナ感染対策の為に、名前などを用紙に記入したらお茶をいただけました。

無料の休憩所としても利用する事ができます。

 

 

道の駅 近つ飛鳥の里

ここに車を停めて二上山へアタックするハイカーも多いみたいです。

店内は、それほど広くなく品揃えもイマイチでした。

 

 

ここで山頂で食べる用に、餅を購入しました。

 

地面からパイプが突き出てる場所があったので近づいてみました。

大地の耳・万葉の耳

大地からのびるパイプに耳をあてると、風と大地の音が聞こえるらしいです。

 

 

 

とりあえず試してみました。確かに風の音が聞こえてきましたよ。

 

ろくわたりの道

今日はここから二上山山頂を目指します。

 

 

奈良側から登ったら、いきなり登山道って感じがするけど、ろくわたりの道は長閑な景色を楽しみながら進めます。個人的にはこっちの方が好きです。

 

 

この道を進むのですが、よく見たら足元に電気が流れてる線がありました。

ボ〜ってしてたら感電するからご注意を。

 

 

しばらく走ると南阪奈道路の下を通過するトンネルがありました。

「若い頃、南阪奈道路で覆面パトカーに捕まったなぁ」って苦い思い出がよみがえりました。

 

 

こういう階段が出てきたらダイトレ感が出てきて、いよいよ本格的な登りが始まる予感がします。

階段の高さが統一されてるから楽に登っていけました。

 

 

ある程度登ると稜線に出てメチャクチャ楽しく走れました。

トレランの場合、こういう稜線を走るとテンションが上がりますよね。

比良山系には稜線が多いと聞くので、いつか走りにいきたいもんです。

 

 

ろくわたりの道ですが、他のダイトレ系の道と同じで道標が豊富で迷う事はないでしょう。

 

 

制限荷重150キロの橋がありました。

3人一緒に乗ったら危険って事ですね。

 

 

アスレチックの受付管理所があったけど、荒れ果ててたので今はアスレチックは営業されてないのかな。結構ポイント数も多くて楽しかったのになぁ。

 

 

鹿谷寺跡まで来ました。

奈良時代に二上山山麓に造られた鹿谷寺跡は、疑灰岩の岩盤を掘り込んで作られた大陸風の石窟寺院で国史跡となっています。

奈良時代までさかのぼる本格的な石窟寺院は、日本では二上山山麓以外には知られていません。

 

 

 

寺院の中心部には、十三重の石塔と岩窟に彫りこまれた線刻の三尊仏坐像が遺されていて、かつてこの周辺から日本最古の貨幣といわれてる、和同開珎が出土しています。

この石塔は、疑灰岩の岩盤の一部を削り残し搭にしたって凄くないですか。一段の石を積み重ねてるわけではなく十三重が一つになってるって感動です。

 

 

こんなゴツゴツの道も登っていきます。

ろくわたりの道はトレイルに変化があって本当に面白い。

 

 

少し開けた場所に出たので、ここで自撮りをしました。

デジカメのタイマーを10秒にセットして岩場の向こうへ急いで移動して自撮りをしたのですが、この時にアクシデントが。

慌てて移動した時に右太もも裏側に電気が走るような痛みがありました。

 

 

少し歩いてみたのですが、右太ももの裏側とお尻にかけて痛みがありました。

我慢できない痛みではないので、先に進む事にしたけど、以前も太ももの裏側を痛めた時は、完治まで長引いたから不安やなぁ。

 

新しく設置されたようなベンチがあったので、ここで小休憩とストレッチ。

 

 

ベンチから少し進むと黄色い展望台を発見。

何度も二上山に来てるけど、この展望台は初めてです。

せっかくなんで展望台に登ってみましょう。

 

 

展望台からは大阪方面の街並みが一望出来ました。

肉眼では、あべのハルカスも見えましたよ。

ベンチもあるので、ここでお弁当を食べたら美味しいやろうなぁ。

 

 

さぁ~二上山雄岳へ向け最後の登り。

ここが地味に長い。

 

 

そして二上山雄岳の山頂へ。

これで関西百名山の2座目とゲットと言いたいところですが、やっぱり雌岳にも登頂してこそなんで、ここから雌岳も目指す事に。

 

 

二上山雄岳のプレート発見。

山頂プレートって色んな種類があって面白いですよね。

 

 

馬の背にあるトイレで一息いれて雌岳を目指します。

 

 

二上山雌岳の有名な日時計。
太陽崇拝と山岳信仰の繋がりがある場所らしいです。
いつもならこの日時計の石に座って休憩してるハイカーがいてるけど、平日はハイカーも少なくていいもんです。

 

 

この雌岳で関西百名山2座目ゲットとしました。

これであと98座です(笑)

 

道の駅で購入した、さくら餅を雌岳で食べました。

燃費の悪い身体ですが、今日の活動は短いので、このさくら餅だけでも大丈夫でしたよ。

 

image

 

ここからはダイトレのコースを通って下っていきます。

やっぱり下りの方が痛めた太ももへの負担が大きいなぁ。

 

 

ダイトレでは有名は岩屋の看板。

この看板を見たらダイトレを走りに行きたくなりますね。

 

 

湧き水があったので美味しくいただきました。

時々思うのですが、こういう湧き水って飲んでも大丈夫なんかな?

場所によっては飲まない方がいいとか聞くし、どこで判断したらいいんやろう。

まぁ~今のところお腹も痛くなってないから、この湧き水は大丈夫やったんでしょう。

 

 

祐泉寺まで下りてきました。ちょっと見学しようとしたけど有料やったから素通りしました。

 

 

鳥谷口古墳

この古墳は約1300年前に築造されました。墓室は横口式石槨という構造で、南側に開口部があり、二上山産出の凝灰岩が使用されています。

 

 

古墳に登ってそこからの景色を楽しみました。

この里山感がたまりません。

 

 

傘堂

真柱一本で宝形造木瓦葺の屋根を支える独特の姿から傘堂と呼ばれています。

この傘堂は江戸時代に建てられた事が判明しています。

 

 

相撲館の前にある鉄砲柱。
お相撲さんの真似をしてツッパリをしてみました。

 

 

本日のゴール地点の中将堂本舗へ到着。

前回来た時は冬期休暇中やったんで、今回は開いていてホッとしました。

家族のお土産は中将堂本舗のよもぎ餅って決めてたんで、これでお土産ゲットです。

感染対策も徹底していて一人ずつしか入店出来ないです。

これぐらい感染対策してくれてる方が安心して購入できますね。

 

 

家に帰って家族でよもぎ餅を食べました。

ここのアンコは甘すぎないので食べ過ぎてしまします。

12個のよもぎ餅があっという間になくなりました。

 

 

今回も長い記事を読んでいただいてありがとうございました。