寿司を握るのに、チカラはいらない。 | 女寿司職人◎モナリーオフィシャルブログ

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2020年は寿司職人をしています!
すべてイチからのスタート。魚をさばき、シャリを炊き、お寿司を握る。
ひとつずつ成長していくアラサー女板前のブログです。


お盆に両親とあったときに
お寿司を振舞ってあげた。

そのときに、母親に
「けっこう強く握るのね?」
と、言われた。

わたしは、
「わたしも最初は、そう思った!
強く握ってるように見えてるけど、
実際は、ほとんどチカラ入れてないよ。」
と、伝えた。

そのときは、自分なりに
チカラを入れてないつもりだったけど、
いざ、食べてみると
「あれ?けっこうシャリがギッシリ感あるかも?」
と、気付かされた。


お店で寿司に触れたり、食べる機会が多いので
最近は、まったく
外食でお寿司を食べてなかったんだけど、

久しぶりに
近所に新しくできたスシローに
一人ランチで入ってみた。

スシローは、寿司職人も「美味しい」という人が多いらしい。

スシローのシャリを食べてみたら
うちのお店よりも、
シャリがふんわりと握られていた。

もちろん、スシローは機械が握ってるんだろうけど
スシローのシャリの握り加減は
かなりふんわりしていることが分かった。

「あ、わたしの握り方、
もっとチカラを入れなくてもいいかも。」

ここで、自分の握り方を
もっと優しくしようと思えた。

(なんかプロっぽいこと言ってるけど、
まじでド素人ですwww)

そして、
お店が開店するまえに
エンガワの寿司を握って塩をかけて軽く炙ったものを
パートのオバちゃんに、あげてみた。

そしたら、
「美味しい!^_^」
と、笑顔で言ってくれた。

おばちゃんは、
そもそもエンガワが好きなのか
塩と炙りの組み合わせが好きなのか
わたしの握り方が良かったのか

なんなのかは、分からないけど
美味しいと喜んでくれて
嬉しかった。

以前、大阪にいたときも
本格的な寿司屋のホールでバイトをしたことがあるんだけど、
そこの大将は小柄なカラダだった。
だから、《寿司屋は飲食店のなかでもチカラがいらないから、寿司屋を始めた》らしい。

いま、寿司はチカラがいらないことを体感してる。
わたし自身も、チカラをいれなくていい料理ということに、さらに、寿司に魅力を感じた^_^🍣

※もう一度、言うけど、ほんまにド素人考えの、ド素人の気づきです♡