丁寧が、キライになってた。 | 女寿司職人◎モナリーオフィシャルブログ

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2020年は寿司職人をしています!
すべてイチからのスタート。魚をさばき、シャリを炊き、お寿司を握る。
ひとつずつ成長していくアラサー女板前のブログです。


私の親はね、

すごーく丁寧な人なんだ。





言葉づかいも乱暴な言葉使わないし、

いちいちいちいち、ありがとう

って言うんだ。





両親がケンカしたところは

一度しかみたことなくて、


その一度のときも、

お父さんがお母さんに

手紙書いて仲直りしてたんだ。



他の家のことは、

よく分からない。


だけど、うちん家は

丁寧だと思う。









わたしは、

それがいつしか、





丁寧 = 我慢してる


丁寧 = 素直じゃない




みたいな、

感覚があった。





人に丁寧に接されると、

この人の本音は??

我慢してる?





しまいには、




あなたには、

自分というものがないの?




という感覚さえ。





だから、

色んなことを合わせてくる人を

あまり好きになれなかった。





その行動が、

相手に合わせた行動が

相手に丁寧に接する行動が




その行動をする人が

あまり好きにはなれなかった。





両親の元に育った私も、そうだから。








次第に

乱暴な言葉のなかに優しさをもつ人に惹かれた。




大阪人

マツコ・●ラックス

有吉●行

坂●忍



これは、私の個人的な見方にすぎないけど、


少し乱暴な言葉を使う人達に

惹かれ、



この人たちが

本当の優しさをもった人なんだ!



って、強く信じてた。







でも、






私は


どうしても

丁寧になっちゃう。




それが、嫌いだった。






毒舌な人たちを

いくら観察しても、

私はなれない。







けど、


最近、仲良くなった人が、


すごーく丁寧に

私のラインに返事をしてくれた。





すごく丁寧だね?



と私がいうと、




大事な人だもん




って、返ってきた。









そっか。


大事にしてくれてるんだ



丁寧って、

大事にしてくれてる思いをかたちにしてくれてるんだ。






こんな当たり前の

ストレートなことを





私は、いままで間違って変換して、

受け取っていたよ。





丁寧に接してくれる人たちは、

私にとっては、


自分がない人
我慢してる人



みたいになってた。



いつしか、

自分自身が 丁寧 をやり過ぎて、

人を大事にしすぎて、



自分を見失っていたから。




自分を苦しめる 丁寧 を、嫌いになってた。






違うんだよね。



丁寧 って、


ただ、ただ、

相手を大事に思う気持ち

なんだよね。





受け取ろう、丁寧。




ドキドキ