生徒が卒業する・・・。
なが~い1週間だった。
こんなに長く感じたのはいつ以来だろう。。。
生徒たちに卒業することの意味をあまり伝えることなく練習、練習、練習
荒れ狂う生徒を「よくがんばってる、よくがんばってる」となだめる毎日
そして練習最終日は
「今日までよくがんばったね」とお菓子やジュースで乾杯
で、最後に
教師の「明日の卒業式、がんばるぞぉ~」の掛け声に生徒が「おっ~」と返す。
「・・・」
生徒たちは「何をがんばるのか」を分かっているのだろうか?
そして
先生たちは「何をがんばらせたい」のだろうか?
つまり
そこに「ねらい」はあるのだろうか?と・・・。
もちろん、今回の学習に限ったことでは・・・ない。
先生方を見ていると
突然、物事を知らされても冷静沈着に対応することができるかが大切!と思っているようにしか、申し訳ないが見えない。
「とにかく、がんばれ」の精神???
何がゴールなのかも分からずに突っ走るのは、正直しんどい
それが学校生活十数年なら、なおさら・・・
人間誰しもゴールを見失うことはある。
見失って悩むこともある。
でも、私たちは
自分で考えたり
友達と飲んだり
親に相談したりしながら考え
再び進みだすことができる。
でも、子どもたちは・・・悩むことも、考えることも許されない。。。
と言うより、教わっていないのだ
「生きる力」というものを・・・。