シンガポール滞在記番外編・漢(オトコ)の渡星を目撃したマイナ。前編。 | モナミのブログ インフィニティ,US・NISSANを愛する車屋社長の奮闘日記!

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そして・・・
代表トミーの気ままな漢(オトコ)ライフも、もれなくお届けします。

みんな、僕のことを覚えているかい?


 

僕は、シンガポールの街を優雅に飛び回る鳥・マイナ。

 


人間達にとって厄介者のマイナとは僕のことさ。

 

いや、、、そう言われてきたのは以前の事。。。

 

この漢(オトコ)と会うまでの事さ。


 

以前までの僕は、

 

カフェのテラス席で残りものを狙ったり、ホーカーで残飯を狙ったりと


生きるために必死で食べ物を探してるのに

 

嘘つきで自分勝手な人間達は僕を邪険に扱って、いつもあっちに行けと追い掛け回してくるんだ。

 

そんな人間達の事が大嫌いだったけど、

 

二年前、日本から来た漢(オトコ)の中の漢(オトコ)・トミーさんの生き様を見てキメたんだ。

 




トミーさんのような本当の漢(オス)を目指すってね。

 

その時の決意はこっちをみてね→http://ameblo.jp/monami-motors/entry-11774223539.html

 

それからと言うもの、

 

僕は、仲間のために本当の優しさを教えようと頑張ってたんだよ。

 

 

でも、本当の優しさを貫くってのは、物凄く難しいことなんだよね。

 

人間の世界も鳥の世界も、

 

みんな自分が楽な方、都合の良い方に行こうとするんだ。

 

それでいて、嫉妬・妬み・やっかみは一丁前さっ。

 

だから、人も鳥も仲間にはある程度の距離を置き、困ったときだけ助けを求めるのさ。。。

 

傷つきたくないし、責任を負いたくないからね。

 

そんなんじゃ、本当の優しさも本当の仲間なんてのもわからないのに。。。

 

僕は、そんな奴らと一味違うトミーさんの様になりたくて、

 

周りの仲間に必死に教えようとしたよ。本当の優しさ、、、いや、生きる喜びってやつをね。

 


 

でも、自分を犠牲にしてまで必死に教えようとしても、

 

まだ悪さをしてる仲間達がいてね。


 

僕はそれをみて、そんな事もうやめろよ。

 

と、本当の優しさを教えようとしたけど、喧嘩してしまったのさ。

 

彼とは幼なじみで兄弟のように仲が良い親友だったはずなのに、

 

もうかれこれ一ヶ月も口を利いてくれない。

 

それどころか、僕の事をもう仲間とも思ってないんだと思う。

 

それは、僕にとってとても苦しいことだったんだよ。

 

本当は、みんなで仲良く毎日過ごしたいだけなんだからね。

 

やっぱり、僕には無理だ・・・。


トミーさん。漢(オス)の中の漢(オス)になるのは、無理かもしれない。

 


僕は弱音を吐き、自分を信じられなくなり大空を飛びに行ったんだ。

 

苦しさから逃げ出そうとしてね。



トミーさんのバカ野郎っ。漢(オス)なんてもうヤメだよ。トミーさんのバカバカバカっ。

 

そんな言葉を何度もつぶやいてた頃、地上の方から何か聞き覚えのある声が聞こえてきたんだ。

 

おーい。ヤマト。本気で勝負しにコイや~!

 

 

ってね。

 

 

もしやっ!と思い、急降下して声のする方に飛んでいったよ。

 

近づけば近づくほど、自分の目を疑いながらも高鳴る鼓動を抑えきれずにいたんだ。

 

あの人が着てるTシャツのバックプリントには、モ・ナ・ミ・モータース???


 

あれは、やっぱり!!!


 

漢(オトコ)の中の漢(オトコ)トミーさんだ!!!

 

 

う、うひょ~~!!!再びトミーさんが、シンガポールに帰ってきたんだ!!!

 

僕の気の迷いを察して来てくれたんだね。ありがとう。トミーさん。

 

そんなトミーさんは早くも漢(オトコ)を魅せてくれたんだ。

 

トミーさんのソウルメイト・カズさんの愛息・ヤマトくん(小学5年生・11歳)相手に

 

本気の勝負をしてたんだよね。

 

相手はまだ子供さ。普通、手加減てやつするだろ。

 

僕ならまず間違いなくそうするさ。周りの目も気になるからね。

 

でも、トミーさんは違ったんだ!!!!

 

 


一球目はヤマトくんの豪速球が顔付近を通過し、腰から砕け落ちていったけど、

 

 

二球目では、

 

強烈ピッチャー返しでセンター前ヒットを打ったんだよ!


 

す、すごい、、、相手が子供だろうと、容赦しないんだ!これが、漢(オトコ)なんだね。

 

並みの人間だと、

 

子供相手に本気を出したらかっこ悪いとか

 

もし嫌われたらどうしようとか

 

自分の保身を考えて、空気を読んで手加減したり、ヘラヘラと愛想笑いするんだろう?

 

さすがは、漢(オトコ)トミーさん。


 

どんな相手にも敬意を持って全力を尽くす!!!

 

そんな漢(オトコ)の生き様を教えてくれたんだね。ありがとう。トミーさん。

 

そっからトミーさんは、意気揚々と日本円をシンガポール・ドル(S$)に換金するとかで、

 

皆が心配する中、

 

単身タクシーに乗りこみ、ラッキープラザって所まで移動していったよね。

 

タクシーと並走して追いかけていったけど、

 

 

トミーさんて漢(オトコ)は、、、地図一つない中、英語もろくに喋れない中、

 

己の嗅覚を信じ、ジェスチャーのみで辿り着いたんだ、、、


 

二年前、モナミ御一行さんで来た同じ場所の換金ショップにね。


 

普通、そんなことなんて出来ないだろう。

 

言葉も通じない。場所もよくわからない。怖くないのかい?

 

僕なんて、肌の色や鳴き声も違う鳥種と出くわした時なんて、、、


 

オドオドして、愛想笑いを振りまきその場から逃げ去っていくことしかできないのにさ。

 

それだけでも凄いのに

 

さらに、トミーさんは漢(オトコ)の生き様を魅せてくれたね。

 

二年前はとても親切にしてくれたこの店の社長さんは、、、


 

目先のお金に目が眩み悪魔に魂を売ってたんだ。

 

 

そう。。

 

この笑顔の裏で換金率を巧みに操り、トミーさんのお金をふんだくっていったんだよ。

 

 

僕はいつもこの国に住んでるから、日本円がシンガポール・ドルにしたら

 

 

どれくらい手元に残るか知っていたからね。

 

この日のレートは他所の換金所 

 

¥10000→S$116だったのを

 

この悪魔の換金所は、 

 

¥10000→S$105☠で計算しやがったよ。

 

トミーさんの事をオールド・フレンドと呼び、高く換金してあげるよ!って言いながらね。

 

しかも、換金レシートも見せないでだよ。

 

並の漢(オトコ)なら、顔を真っ赤にして怒るだろう?レシート見せろよとか怒鳴るだろ?

 

でも、トミーさんは違ったんだ!!

 

そうとわかってる筈なのに多額の換金をし、笑顔でこの場所を去っていったよ。

 

換金率なんかよりも、オールド・フレンドって言葉を信じてあげたんだよね。きっと。

 

たぶん、このお店の売上を察して、気づかないふりをしてお金を多く落としてあげたんだね。


外に出て、

 

 

タバコを吹かす姿には余裕すら感じたからね。

 

なんて心が大きくて優しい漢(オトコ)なんだ!!!僕は、まだまだ真似できないよ!!!

 

僕が、またしてもトミーさんの虜になっていくのがわかってたよ。

 

そんなトミーさん、今度はカズさんに電話してどこかのお店にタクシーで向かっていったんだ。

 

タクシーの運転手さんには相も変わらず、日本語オンリーでね。

 

でも、着いてしまうのは今でも不思議に思うけど、

 

そこで待っていたのは、トミーさんと兄弟のようなソウルメイト、カズさんを筆頭に、、、


 

トミーさんに引けを取らない素敵な漢(オトコ)達と、、、


 

サイコーの家族愛を持つエッセンシャルファミリー、、、


 

そして、トミーさんが愛するプリティヒロコさんを中心に集まってくれたキャワイイ美女達。。。

 

 

そして、

 

何よりも僕を驚かせたのはこの光景だったんだよね!!!


さっきまで、漢(オトコ)と漢(オトコ)の勝負をして、


 

互いが敵同士だったにも関わらず、

 

まるで親友のようにベッタリ寄り添うトミーさん(38歳)とヤマトくん(11歳)の姿を目撃して、、、

 

 

僕はまた勉強させてもらったんだ!!!

 

本気でぶつかった分だけ、心の距離って近くなれる、、、中途半端な優しさは誰も信用しないってね!!

 

きっとあの時、

 

トミーさんが手を抜いてわざと負けてたりしたら、、、

 

ヤマトくんは、こんなに近くに寄りつかなかっただろうね。

 

子供の目はいつも純粋で大人より人を見る目が遙かにあるからね。

 

トミーさん、あなたって漢(オトコ)は、、、。


 

そうそう。

 

この時、僕は知ったんだけど、この日は、なんと!!!

 

トミーさんの38回目の誕生日だったんだ!!!


 

だから、

 

みんなは自分の時間を削ってでも、トミーさんを心から祝ってあげる為に、、、、


 

とっておきのお店を用意してくれてたのさ。


 

仲間って素敵だね。

 

なんのしがらみも嫉妬もなく、たわいもない話だけで一晩中、笑いあえるんだから。

 

 

そこに理屈なんてないんだよね。

 

明るく光り輝くところに昆虫さん達が集まってくるように、、、

 

明るく笑顔あるところには人も集まってくるんだ。。。


 

て、

 

その笑顔は伝染していくはずさ。

 

一生懸命お店のホールで働いていたお姉さんなんかは、、、きっと。

 

 

トミーさんの事、好きになってただろうね。秒殺で。

 

僕はその光景を見ていて嬉しくなったけど、それと同じくらいに寂しくもなったんだ。



いいなぁ。トミーさん。素敵な仲間に囲まれて。。。僕も仲間とこんな風に楽しく過ごしたいだけなんだよ。

 

・・・

 

・・・

 

はっ!!!

 

 

僕はこの時、ホンモノの嫉妬を知ったのかもしれないんだ。

 

それと、、、嫉妬って悪い意味だけじゃないってのもわかったんだ。

 

羨ましいし、楽しそうにみえる。

 

ら、  

 

 

いつか、トミーさんのようになりたいってね。

 

トミーさんと出会う前までの僕やいま疎遠中の仲間達は

 

幸せそうにしてる人間達を見てはやっかみ、

 

楽しそうにしてる他の鳥達を見ては妬んでたんだ。

 

僕ばっかりミジメになるのは嫌だからね。

 

羨ましいから、そいつらの足を引っ張り、イジワルをしてたんだね。きっと。

 

人間の世界でもよくあるだろ?

 

でも、それは誰しもが紙一重で持つニセモノの嫉妬だったんだ。

 

いわばネガティブな嫉妬ね。

 

その嫉妬からは誰も得をしない。誰も楽しくないんだってこと。

 

でも、ホンモノの嫉妬は、僕に力を与えてくれたよ。

 

いつか、あんな漢(オス)になりたい。

 

あんな風にできたらいいな。

 

その為には、一生懸命、トミーさんに近づくために努力するんだっ。

 

文句を言ったって、足を引っ張ったって何も僕は変わらないからね。

 

そう、、、ネガティブな嫉妬をポジティブな嫉妬に変えるだけで持つ心。。。

 

、、、すなわち、、、

 

ポジティブな嫉妬=向上心

 

という大切な事を教えてもらって気がする。

 

ありがとう。トミーさん。


 

もう、トミーさんの虜の中の虜になってしまった僕は、

 

トミーさんがシンガポールに滞在中、あとをつけてく事にしたんだ。

 

トミーさんから漢(オトコ)の生き様を吸収して、

 

大好きな仲間達と楽しく暮らしていきたいからねっ。

 

トミーさん達は、お酒も入って、まだまだ楽しんでそうだけど、、、


 

今夜はもう遅いから、また明日の朝からトミーさんについていこう。

 

ホンモノの漢(オス)を目指すために。。。

 

 

つづく。→http://ameblo.jp/monami-motors/entry-12012865000.html

 

 

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定休日:祝日・第二土曜・第二土曜の次の日曜


漢(オス)って

 

心が折れて

 

現実逃避してるわけじゃない

 

からね?

 

それはどうかな?( ̄ー☆