26年前の”酒鬼薔薇聖斗事件”について、複数の刊行本を読み比べ。 実に興味深い表裏(対比)が・・ | 介護用品の選び方・賢いレンタル方法、福祉用具の導入事例紹介

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代表を務める小澤重史こと”シゲ社長"が、お得な中古介護用品の情報や、福祉用具の上手な選び方について発信しています。

こんにちは。

 

モナーク通信10月号が出来上がりましたので、アップさせて頂きます。

 

今回は、なぜか急に知りたくなった(読みたくなった)、

26年前の事件についての各種刊行本の感想をお伝えします。

 

 

 

40歳以上の皆さんなら、おそらく今だに憶えていることと思いますが、

神戸連続児童殺傷事件、別名を ”酒鬼薔薇聖斗事件” については

たくさんの出版物が出ております。

 

最期に出版されたのが、なんと加害者である

酒鬼薔薇聖斗本人、元少年A自らが出版した本です。

(この本自体も、7年以上前に初版が出版された、古い本なのですが・・)

 

なぜか急に、この事件について、少年Aの事件後について知りたくなり、

けれの出版して本 『絶歌』 を読みました。

 

読了したあと、彼自身のさまざまな思いや、彼からの目線での事件の

全貌はわかったのですが、

 

 ”はたして、彼の言っている事や行動は、周りの人たちはどうとらえていたのか?”

 

という疑問(好奇心かな?) がとても強く残りまして、

警察や検察側の証拠や資料、取り調べ調書からの少年Aの評価や、

被害者側からはこの事件とその後の行方がどう感じられているのか、

さらには、少年Aの家族、特に両親は、どのように思い、感じているのか・・

とても知りたくなったのです。

 

この事件は、

とても大きなインパクトを与えた事件ですし、

世間一般にも、そして各方面の専門家たちにとっても、

非常に興味深い事件でしたので、

なんと、第3者的な見地からの本は多数あるのはもちろん、

被害者家族が思いを綴った本、少年Aの両親が沈黙を破って出版した本が

事件後3年以内に相次いで世の中に出回っていました。

 

そして事件から20年弱経過して、

加害者本人である 少年A が、今に至るまでの自分の生き様と思いを

出版したのです。

 

一つの事柄・事件について、なんと4側面からの視点で

想いやあらましを文章で綴っているなんて、そうそうある事ではないでしょう。

 

このブログを書いている時点で、モナーク通信を発行した時点で、

・少年Aの『絶歌』、

・第3者からの『少年A 14歳の肖像』(高山文彦著)、

・少年Aの両親からの『少年A この子を産んで・・』

 

の3作品しか読んでいないのですが、

非常に、本当におもしろい対比を感じ取ることが出来ています。

 

 

 

続きのブログを書くかもしれません。

 

 

人間の表、表情や言動と、裏の本心・真理は違っていたり、

警察や鑑定医には決して見せまいとしていた、本当のトコロ があったり、

 

お互いのやり取りの場面で、実はこう思っていたとか、

この行動はこういう意図があったとか・・

 

お互いの著書から同じ場面の描写を対比していくと、

なまじっかな推理小説よりもはるかに面白くて奥深いモノがありました。

 

 

長くなってしまい、失礼いたしました。