ご覧いただきありがとうございます
福島県郡山市
ロゼットショップ
《pentlení》
(ペントレニー)
ロゼット作家のmonacaです
金刺繍の反射材ロゼット
こちらのリフレクターロゼット、
元々は新1年生になる息子のランドセルに
反射材キーホルダーを付けたいと
思ったことがきっかけで作ったのですが、
いつもと違う形のプリーツにしたのには
理由があります✧
①「カッコいい」デザインにするため
普段主に作っているのは
ボックスプリーツという形の
プリーツのロゼットなのですが、
曲線で構成されていて
立体的でボリュームがあり、
華やかな印象になるという
特徴があります。
それに対して、反射材ロゼットに
採用しているナイフプリーツは
直線と角で構成されており
平面的で折り目がきっちりしていて
シャープな印象という
特徴があるかと思います。
なので、どちらかと言えば
ボックスプリーツは「かわいい」、
ナイフプリーツは「かっこいい」
という個人的なイメージだったんです。
もちろんボックスプリーツでも
配色などでかっこいいデザインに
することはできますが、
よりシャープで洗練された形にしたかったので、
ナイフプリーツで作りたい!と思いました。
②サイズをコンパクトにするため
ランドセルに付けるにあたって、
あまり大きいと
目立ちすぎて邪魔になると思い、
通常のロゼットより小さめにしたいと
考えていました。
また反射材リボンをロゼットに使うなら
メインのリボンではなく
テールや装飾として使おうと決めており、
更に「キーホルダーが裏返る」
という可能性もあるので、
反射材部分が表からも裏からも見えるように
二つ折りにする必要があると考えていました。
(反射材加工はリボンの表側のみにしかないんです)
二つ折りのテール…というと
屋号のロゼットがちょうど
二つ折りのテールになっています。
ただ、
長めに垂れ下がるテールは
豪華で格式高く見えるのですが、
二つ折りでループ状にしていると
その部分が何かに引っかかってしまう恐れがあり、
ランドセルに付けるには
ちょっと危険かもしれないですよね。
それなら長いテールではなく、
プリーツを挟み込む形にすれば
短くても反射材の面積が確保されると考えて
今のような形になったんです。
ここで重要だったのが、
①でも書いた
ナイフプリーツは
ボックスプリーツに比べて平面的
だということ。
立体感のあるボックスプリーツでは
厚みがありすぎて
なんだかもっさりとした印象に
なってしまったんですよね…。
その点、平面的なナイフプリーツだと、
全体の厚みを抑えてすっきりとした印象に
することができました。
ランドセルやレッスンバッグに付けても
邪魔にならずに
反射材としての役割もしっかり果たす
機能的なロゼットです。
ぜひご覧になってくださいね。
反射材ロゼットが光る様子はこちらからご覧ください!