再発の不安と同じくらい、あたしの頭を占めている、すごく重要で、すごくすごく繊細なことです。
初めての抗ガン剤を受ける前日、1回目のリュープリン注射を打った。
それが2013年の10月2日。
おへそ下の下腹部に皮下注射。
9月末に生理が来ていて、その後はリュープリンの効果で生理は止まった。
抗ガン剤の副作用もあるから、どこまでリュープリンの副作用があったのかはよく分からんけど、ホットフラッシュはひどかった。
急にゆでダコみたいに真っ赤になったりする。まさかこの歳で更年期障害を体験するとは思わんかったなぁ。
それから、治療とともに、リュープリンは毎月打ってもらっていた。
R-epochの8クール目の3月が打ち終わる目処やった。
でもPETの結果がダメで、治療が続くことになったから、また婦人科に。
普通リュープリンは、半年打ったら半年休む期間を設けるのがセオリーらしい。
なので、先生も「仕方ないですね」って言ってた(;_;)
一応この時に心配していた骨密度の検査はして、まだ正常値なのは確認された。
最後にリュープリンを打ってもらったのが去年の9月。
約1年間リュープリンを使ったことになる。
本当なら、リュープリンをやめて3ヶ月くらいで生理が戻ると聞いたけど、年末になっても戻る気配はなかった。
それからもずっと待っても生理はこず、結局、年が明けて半年程たっても来ないため、5月末に婦人科受診。
その時の採血の結果は、女性ホルモンは計測できない値やった。
そして更年期の状態を表す数値が出てしまっていた。閉経の状態は続いたままになってしまっている。
この採血の結果もふまえて、ホルモン治療を始めることになった。
6月あたまから薬を飲み始めた。
1日から24日まで毎朝プレマリンを2錠。
15日から24日まで毎朝ルトラールも2錠。
2年近くぶりの生理が来た!!
すごい!!
こんなにすぐに生理に再会できるとは!
順調やん!!って感激やった。
久しぶりの生理は、なんかめちゃくちゃ嬉しくて、ナプキンを持ち歩くのすら新鮮やった(^ ^)
7月も同じように薬を飲んで、また順調に25日から生理が来た。
7月末に婦人科受診。
まだまだ排卵するような状態ではないけど、更年期を表す数値も少し下がっていたし、このまま治療を続けましょうと言われた。
順調にきてると思って続けていたけど、8月、そして次の9月は同じように薬を飲んでいたのに、なぜか生理はこなかった(>_<)
9月末のついこないだ、婦人科受診で、先生にこなかったと伝えたら、「出血はするはずなんですけどね…」と不思議そうやった。
でも、採血の結果、まだまだ女性ホルモンは計測できひん値やったし、更年期を表す数値は、ホルモン治療を始める前の採血結果より、更に上がってしまっていた。
「調子は良くないですね」と先生。
結果、薬を変えることになった。
今度はホルモンのシールをお腹にはることになった。2日に1度、2枚下腹部に貼る。
10日から10日間はプロベラも4錠毎朝飲む。
今月は生理が来るかな。
きて欲しいな。
また今月末に婦人科も受診する予定。
体は元気になったけど、やっぱり全部が元通りになったわけじゃないんやなぁ。
病気を経て、あたしは心から自分を認められるようになったし、今の自分が好きやけど、でも女性としては、自信を持てずにいる。
卵巣が大丈夫なのか、妊娠は望めるのか、まだまだ分からんし、決して諦めてるわけでもない。
でも、頭ではもう無理なんやって思うようにしてしまう。
抗ガン剤治療前に、卵巣がダメになったり生理がもどらなくなったりしますと説明された日から、最悪の状態を覚悟しようと思い続けてるけど、生理が戻らんくて悲しんで、薬で生理が来ては喜んで、またこんくて悲しんで…って結局は覚悟なんかできてなくて。
だからこそ、自分にとってめちゃくちゃ大事なことやからこそ、もう無理やと思っとかなアカンって思い込ませてる。
一度には受け止めきれへんから。
恋愛も、女性としての自信が持てへんくて、なかなか前には進めへんくなってる。
今の自分が好きやって思うからこそ、女として自信が持てへんこととのギャップが怖い。傷つきそうで…ね(>_<)
病気のことは、落ち込む時ももちろんあったけど、前向きにこれたのに、婦人科関係だけは、どうしてもナーバスになってしまう。
いややなー(/ _ ; )
まだまだ婦人科も経過観察中です。