吠えるブルース | Mona Lisa was a woman.

Mona Lisa was a woman.

Life is so strange, Destination unknown.
When you don't know, Your destination.
Something could change, It's unknown.
And then you won't know, Destination unknown.

「エイント・ゴナ・ビー・ユア・ドッグ:チェス・コレクティブルズ VOL.2/ハウリン・ウルフ」

かくして私の音楽レビュー投稿の旅は強力なサイケデリック・ロックやプログレッシブ・ロックを経て、エレクトロ・ポップからアメリカン・ロックを経由し、再びブルースに戻ってきたのです。ブルースと言うのは演奏していても聴いていても何処か心の故郷の様な存在で、たとえパキンパキンにロックしていたとしても、思いきり楽譜とにらめっこしていたとしても、気軽に戻れる大切な場所。それはまさにお付き合いの席でさんざん飲まされてレスト・ルームの扉の向こう側が自宅のベッドだったらどんなにか良いだろうと想い、実際に扉を開けると自宅のベッド・ルームだったかの心境です。
最も、そんなに便利に使われても困るよ。とお叱りを受けたらおっかない。くらい神聖なものとして扱うべきと言う意見もアリと思いますが。包容力の有る大きな世界と思いますのでそれはきっと余談に過ぎないでしょう。事をお祈り致します。

前置きはさておき、ハウリン・ウルフ(Howlin' Wolf、1910年6月10日 - 1976年1月10日)です。この2枚組CD、実際に今耳を通しております。
いつ聴いてもやはりすごい声です。ウルフはブルースに命を捧げたのです。そのプロ意識の強さや1つの姿勢を貫き通す姿勢がとても素敵です。決して楽な事ではなかったはずです。その何処かシリアスな部分とお茶目な部分とを兼ね備えた素晴らしい美声で全編歌い込まれてます。つい聴き入ってしまいます。ライブで聴いたらさぞすごかっただろうな。残念です。

・・・それにしてもすごいアルバム・タイトルです。"Ain't Gonna Be Your Dog".....ハウリン・ウルフにしか言えない・・・