ヤバーい!もう一か月経った!!!
ということでもう随分昔のような第4回食虫サミットの最初のイベント。
南アルプスへのムシトリスミレツアーについてです。
仙流荘に前泊した我々野郎ども4人は、当日の朝にそのまま集合場所へ。
食虫サミットだけでなくわざわざ早起きあるいは前泊して来るような変人…もといマニアばかりでした!
Hero's Pitcher Plantsの鈴木さんも合流し、特別運行してくれるバスに乗って南アルプスへ。
自家用車は規制されている山道をぐるぐる回ってドンドン登っていきます。
途中で開けた谷場があり、そこにムシトリスミレが!!!!!
わぁ~っ!!
と皆のテンションが上がりますが、ここではお預け。
…とりあえず上まで登ってから帰るときに見ていくそうです。
上まで登ってバスの停留場へ。
通常であればそこから南アルプスを登っていくのですが、我々はそうではないので取り合えずトイレ休憩。
と言いつつ皆考えることは同じでキョロキョロ植物を探します。
ホソバテンナンショウって言ってたかな。
私には何が違うのかさっぱり分かりません。
クモキリソウの仲間。たくさん生えていましたが、花にはまだ早かった様子。
ジガバチソウ?結構葉っぱがギザギザしていた…
皆でごにゃごにゃしていましたが、メインはムシトリスミレなのでさっさと下山。
運転手さんから色々教えていただきながらどんどん進みます。
ミヤマハンショウヅル。
深山の半鐘の蔓。
南アルプスやからこそ見ることが出来る植物やね。
…いや、別に他の場所にも生えていますけどね…
エンレイソウ。
奥飛騨で見ているのとはまた異なった雰囲気…
花はこの個体しか咲いていませんでした。
ホソバテンナンショウはちょろちょろと。
…細葉か?
ホテイラン!!
ぶっちゃけムシトリスミレよりも嬉しかった!!(コラ)
初めて見た!初めて見た!!
流石に時期が遅く花はしわしわでしたが、それでも嬉しかった!!!
クモキリソウ系。
う~ん、何やろうね。
クジャクシダ。
シダは分からんが綺麗なシダということは分かる。
あと特徴的なので見分けがつきやすい。
イカリソウ。
低山の自然豊かな湿気の多い里山のイメージがありました、結構上の方にも生えているんですね。
ちょうど花期やったようで満開でした。
ヤマアジサイ。
ちょっと…早かったかな。標高高いやんね。
6月中旬ですが残雪がありました。
そしてメインのムシトリスミレ!!!
風化してボロボロの石灰岩の崖地に生えとる生えとる!!
いつもだと霧や雨も多い場所なのですが写真も撮りやすい程度の曇り、しかも大満開!!!
コウシンソウ、島ドロに続いて3週目でしたが、全て良い天気、良い結果に終われて非常についてる感じでした。
サイコー!!
金網を盗掘ではなく落石等防止のためのもの。
昔よりもかなり金網範囲も広くなっているそう。
やや写真が撮りづらいですが仕方がないです。
環境はやや乾燥気味。
他のムシトリスミレの自生地と比べると大丈夫か?というぐらい乾燥しています。
それだけ雨や霧が多いのでしょう。
崖も北側ですので太陽がガンガンにあたって乾燥しすぎないということもあるのでしょうけど。
それにしても南アルプスのムシトリスミレの色は濃いですね。
故橋本さんが維持されていて時折販売に出していましたが、欲しかった…
誰かが殖やしてくれることを祈りましょう。
という訳で第4回食虫サミットのムシトリスミレの自生地見学会でした。
この後山を下り、Hero's Pitcher Plantsの農場で酒を飲みまくるのでした…