(海外在住、北米某国)覚書  無駄に長文
 

 

● チタンのマグで水蒸気炊飯実験

 

小さいのが安く売っていたので

2つ買ってみました。

 

 450mL  直径 8.7cm 高さ 9cm 重さ 80g(蓋も)

 300mL  直径 7.7cm 高さ 8cm 重さ 57g

 

↓ 450mLの方は、普段使っている陶器のマグ(250cc用)と同じ位の

大きさにしか見えません。

 

450mLの方にレトルトを入れるとこんな感じ

湯せんとして なんとか温められるでしょうか

 

固形燃料の代わりのフォンデュー用ゼリー燃料で

お湯は沸かせました。

 

 

そして、今日は、

2つ重ねて 水蒸気炊飯を狙います。

「安いw」、ということは「薄い」んだろうけど どうでしょう?

 

 

いつものように、

私一人 1食分 米80cc(70g) (大さじすりきり7杯)です。

(2分の1合より少なめ)

 

  ((大さじ15ccに米1杯は10gです、、、米の種類によって違うそうです))

 

チタンのクッカーで炊飯する場合は

「バーナーパッド」というものを使用するのが成功の鍵らしいの

ですがそれが手に入らないのです。

 

 

■ まず、大きい方のマグ450mLに 網の代わりに、

アルミホイルを細長く巻いたものを2重に入れました。

水蒸気用の水は 150mL入れました。

 

 小さい方のマグ300mLには お米80cc(70g)と水100cc入れました。

 

 

↓ 内側のマグが外側より高くなりました。

外側の水蒸気用のお湯が吹き上がってもお米の方に入りにくいでしょうね。

 

お米は1時間ほど浸水させます。

 

↓ 見にくいけど、結構上の方まで水蒸気用の水が来ています。

これ以上は足せない感じです。

 

外側のマグには蓋がありますが、今回それは使えないので、

代わりにアルミホイルを被せました。

 

 

 ↓ フォンデュー用ゼリー燃料は25g量りました。

陶板焼き用のものを使用します、高さは約7.5センチ。

上に、BBQ用の網を載せました。

 

着火し、炊飯開始です

 

室温22度cの安全な室内です。

 

 6分半で水が吹きこぼれたので 遠くに離しました。

(= 約15センチ位に高くしました。)

 

 吹きこぼれるままにしておくと、水蒸気用の水が無くなり、失敗します。

 

 燃料を25g量って入れたのに わずか13分半で火が消えてしまいました。

(この「陶板焼き用」ですると、いつもこの位で火が消えてしまいます。

どうしてだろう? 今日はアルミホイルで空気穴を塞いだのに。)

 

 蓋を開けてちょっと中をのぞくと ご飯が出来ているようだったので 

下ろして、保温バッグに入れました。

 

 ↓ 約20分間後

ごはんは出来上がってました。

 

 

↓ 水蒸気の湯はまだこれだけ残ってます。

蒸発しきっておらず、セーフでした。

 

おこげはありません。

成功です。

 

焦げ付きも無く、水を張っておけば汚れもすぐに洗い落とせます。

 

 

◎ 沸騰するまでは低いところでOK、

でも、沸騰して(水蒸気の水が)吹きこぼれても、

「火を弱める」事が出来ないので

「遠くへ離す」わけです。

 

↓ たとえば缶を両側に積んで、こうすると高さ15センチです。

このくらい離せばよさそう。

(缶のラベルが紙だと燃えて危険なので、はがしてから使用します)

 

 

チタンのマグは軽くて良いです。