(海外在住、北米某国)覚書 無駄に長文
ご注意:
日本のアルミのパウンドケーキ型には
「絶対に直火にかけないで下さい」という注意書きが
あることがわかりました。
ご注意申し上げます。(2024年1月19日~)
災害時を考えての食事作りの練習です。
私が帰国した際、一人でマンスリーマンション等にいることを想定し、
カセットコンロは使用できないけど、
固形燃料の使用許可が出てて、ペットボトルの水の備蓄があったら
どうなるか試してます。
本日の災害時メニューのプランはマカロニです。
しかし、時間の関係で、普通の鍋で普通に調理しました。
本来は(私の住んでいる北米製)アルミのパウンド型と
日本の固形燃料の代わりのフォンデュー用青いゼリー燃料25gで試したかった
のですが。
● マカロニで昼と夜?
結論:
あらかじめマカロニを浸しておいた水と、
茹でたお湯を捨てないと、出来上がりがねっちょりしそうです。
私はこれが苦手です、
なので、排水できない災害時には?です。
日本のマカロニは 3分で茹で上がるそうですが
そんなに早く茹で上がるのは ここでは見かけ無いです。
私が使用したのは「8分」と書いてあります。
私の一日分の量のマカロニを一度に浸水させて柔らかくしておき
昼と夜で 味を違えて作る作戦でした:
マカロニ おそにえ 135g (お米のカップで1.5杯) (→ これは多すぎでした、
私には120g位で良いみたい。)
水 360cc お米のカップで2杯
(マカロニは水に浸しておきました)冷蔵、半日 → 漬け過ぎても柔らかく
なりすぎで おいしくないです。でも 硬かったら茹で時間が長くなり、
燃料が足りなくなるかもしれません。
マカロニはかなり柔らかくなってました。
もう、そのまま食べることができそうなくらいです。
しかし、この浸水していた水は後ほど捨てました。
これを調理して食べる勇気は 私には無かったです。
ドライトマト 2片 50ccの水に浸していました
・マカロニ・ドライトマトでちょっとチリ風
材料:
マカロニ 100g(浸水後柔らかくなったものを 水から上げて)
水 250cc (この内 50ccはドライトマトを浸していた水)
玉ねぎ 少々 薄切り
ドライトマト 1片 細切り
中華干し豚バラ肉 25g 薄切り(残り物使用。でも正直合わない。)
スープの素 粉末 少々
粗塩 こしょう
クミン粉末(スパイス)
チーズ
マカロニはもう十分柔らかいので少し煮れば食べられます。
茹でる水の量を多くすればスープ風になりそうで、少なめ(恐らく220cc位)
にすれば、殆どの水分は蒸発しそうです。
しかし、茹でる水の量を中途半端に多くしても、粘度がついていて、その
ねちょねちょが私の好みではありません。
ここでは、この前の残り物の「中華干し豚バラ肉」を入れてますが
正直、アジアの味はマカロニに合わないと思いました。
ハム、サラミ、ベーコン等 西洋の味が良いです。
多少のトマト味なので クミンをかけると、メキシコ料理のチリ感が
生まれます。
(この場合ツナ缶は合わないような気がします。)
鷹の爪を入れればスパイシーになります。
もしあれば 粉チーズや溶けるチーズなどもかけます。
マカロニの代わりにインゲン豆の缶詰を入れれば、チリそのものに
もっと似そうです。
そこそこ食べられました。
・ マカロニサラダ
夜は浸水していたマカロニの残りを使用します。
もとの計画は、昼にマカロニを一度に全部茹で、分けようと思
ってました。
サラダならあらかじめ作っておいて、
冷たくなっても食べられるのでは?と思ったのですが
どうでしょう?
材料:
マカロニ 193g(浸水後)(私には多すぎでした。)
水 250cc
玉ねぎ 少々 薄切り
ドライトマト 細切れ
人参 薄切り
セロリ 少々 薄切り
中華干し豚バラ肉 25g 薄切り(まだ残ってます)
マヨネーズ
粗塩 胡椒 少々
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● 日本の保存食のひとつ
秩父地方の 「えびし」を作ってみました。
全く聞いたことが無かったものですが、
おすすめに出て来ました。
興味のある方は検索なさって、ちゃんとしたご当地の方のレシピを
ご覧ください。
材料はうちにあるものでアレンジしました。
(私が使ったもので暫定レシピの覚書です)
材料:
砂糖 (ブラウンシュガー)20g
醤油 30ml
酒 37ml
みりん 7ml
酢 3ml
ここまですべて混ぜ、沸騰させてさましておく
薄力粉 100g (大さじ10)
アーモンド 15g(15粒)細かく砕く
ピーナッツバター(甘くないもの) 大さじ1
白ゴマ 15g (大さじ3.7) 炒ってすり鉢でする
青海苔 少々
みかん粉 少々 (マンダリンオレンジの皮を細かく刻みました。)
七味唐辛子 少々(3振り)
あまり練らないようにまとめ 細長く形作り(長さ10cm)
蒸す。(今回は25分)
冷めたら薄く切る。
↓ 蒸し終わりました
本来はくるみとピーナッツを入れるようです。
無いので、アーモンドとピーナッツバターにしました。
アーモンドはフライドで塩が塗してあるので、塩気を強く感じたのは
それかもしれません。
アーモンドは包丁で細かくしました。
(もっと細かくしたら、アーモンドパウダーになりますね)
胡桃の方が良いでしょうね。
今まで食べたことが無いお味とテクスチャーでした。
小麦ならオーブンで焼いてクッキーにするのが私には普通ですが
これは「蒸す」のです。
醤油の塩辛さがちょっと秀でています。
タネがドライでひび割れてきてまとまりにくかったので 醤油と酒を
少し足しました。
ほんの少し入れた唐辛子の刺激とみかん粉のフレッシュさが感じられて、
味が複雑です。
いわゆる普通の和菓子では無い
日本の古くからのお菓子系は興味深いです。
特に保存できるなら良いですね~~
これを風呂敷に包んで持っていけば、東海道を箱根まで徒歩で簡単に着き
そうですね・・・