これの続きです。






さっきの和やかな雰囲気とは全く違う。



 


『実は‥赤ちゃんの心拍が下がってしまい

赤ちゃんはしんどい苦しい思いをしています



そして母体もここまで38時間も陣痛や

麻酔に耐えたことでかなり衰弱しています。

そして‥母は持病ももたれています。



ここからさらに数時間かけて出産となると

母子ともにリスクを伴います。



母子の回復を何時間も待つ余裕はない。


出産方法よりも、早く、お子さんに会う、

これを目標にいきたいと考えています。



なので、申し訳ありませんがここから

緊急帝王切開に切り替えさせてください。


と伝えられた。






37週で逆子が戻り、立ち会えると心から

楽しみにしていた夫はすごくすごく

残念だったと思う。




でも、夫は‥

『出産してくれる母の気持ちが1番です。

ただ、私個人は母と子の命が最優先です。

お願いしたいと思ってます。』と


あなた‥私の10歳下よね!?

なんて冷静なんだガーンガーンガーンガーン



 

一方私は‥『私の書いたバースプランは、

子どもが安全に産まれてくれるよう

医師と病院の指示に従います。

よろしくお願いします』だけです。』

今からよろしくお願いします。と答えた。





ただ。ただ。

帝王切開自体は37週まで予定していたので

一切の不安はない。


実は昨年、夫が仲良い人が‥同じ経路で

出産時に死産している。それを知っている

のもあって(後でわかったのだが、臍の緒が

巻きついてたのも同じだった‥)

私はずっと体の震えが止まらなかった。




そして‥緊急オペの準備に入ることに。

そこからの病院の方々のチームワーク‥

見事だった。

私はなされるがまま‥1時間後には

手術台へ。






ここまでで38時間‥‥。






退院したらこれたべたい。