女木島からフェリーで20分で男木島に到着です。
あらあら、三角山に民家がいっぱい。
かわいらしいですねー。
確か小学生の頃に一度、近所の家族が釣りに行くのに同行したっきり。
全くといっていいほど男木島の記憶がございません。
芸術祭の作品だなこりゃ。
無料の地図をもらって、さぁ出発だ!
まずは灯台を目指してみよう。
なんだかフィリピンのコロン島を思い出します。(←しつこい!)
のどかです。
途中の風景もときたま瀬戸の海を眺めながら、優雅です。
約30分位で灯台到着!
男木島の灯台は日本の灯台50選に選ばれているとのこと。
めっちゃボニートですね!
でかい灯台が好きなんですが、こじんまりしてても、この灯台は素敵です。
灯台のあとは、遊歩道を通って、ポイントが二か所ほどあるらしいので、そっち行ってみることにしました。
が、これが大失敗!!!
体力に自信のない40オーバーの方は遠慮されたほうがよろしいかと。
うちらは二度と行きませんがな。
もともとトレッキング嫌いやしな。
ただの散歩は大好きやで。
でも、過酷なんは苦手やわ。。。
なんも知らんうちら、のんき気に遊歩道へ向かいました。
この道でも結構荒れとるやろ。
蜘蛛の巣は凄いわ、草ボーボーやわ、未整備のところありまくりで、こんなとこ、人が最近通ったんかどうかも怪しいで。
でも、もうひきかえせんわの。
ゼーゼーいいながら登りました。
めっちゃ登りました。
島に癒されに来たはずが、なんしょんやろか、うちら。
汗まみれで、息があがって、足がぷるぷるようります。
しかも雨上がりで足元よくないし、雑草いっぱいで、どんな虫がでてくるかもわからんし、蚊に襲われるし。(先週の志々島よりは蚊はましやけど、二週連続、なんしょんな、うちら。男木島に比べたら、志々島なんてへでもないですわ。)
タンク岩こっちの標識発見!
もうちょいやで。
といいながらもまだまだどんどん坂道を登ってゆきます。
もーやだー。
あっ!これか!!!
あたいの背位の高さの岩があったんやけど、これか!?
いや、こんなんとちゃうやろ。
これであって欲しいけど、奥に細い人が通ったあとがあるで。
ここまで来たら、行くっきゃないやろ。
あまりにも唖然として、写真撮ってませんが、岩場だけの30度はありそうな坂がありました。
うちらビーサンやし、登山しにきたんとちゃうし、もー、ほんまにやだー!!!
両手をつかって、ゆっくりゆっくり岩を登りました。
岩っちゅうか、石がごろごろ積み上げられとるだけ、みたいなとこね。
休みの日に何しょんやろ。
週末、店が激忙でから体がヒーよんのに。
あ、あれやろ、タンク岩。
ここまで来てタンク岩がなにかわかってません。
香川県の天然記念指定物かなんかやったっけ。
もー、どーでもええわ。
とりあえず、急こう配の石に寄りかかって、写真撮って、水飲んで、息整えて、もうこれ以上はよう登れません。
帰りはもっと怖いで。
今登った急こう配の石積みを下らないかん。
雨上がり決死隊、って、まさにこの状況なんちゃうの!?
ほんま、足元ずるずるで、両手使いながら、ほんまに岩降りるん、まじできつかったっちゅーの。
こななん知っとったら、絶対こななんだのに。。。
つづいてはジイの穴やと。
蚊が多すぎてすぐ撤退!
展望台からの瀬戸内海の風景です。
ここにも蚊がぁ~~~。
帰りの遊歩道も急こう配で、未整備なとこもものすご多くて、まいった。
ひざもわらいっぱなしでごわすわ。
ものすご下って、やっとアスファルトの道路に到着した時には、無事に怪我もせず戻れたことに感謝しましたよ、ほんまに。
見てよ、この看板。
めっちゃ楽そうなやろ。
全長1600kmとはあったけど、長いな~、とは思うたけど、こんな過酷なとは思わなんだで。
皆さん、騙されちゃだめですよ!
とか、文句だらだらですが、無事生還できて、何気におもっしょかったです。
この過酷さ知っとったら、絶対にタンク岩、行く訳ないけん。
二日経過した今も、ふくらはぎが激痛ですわ。。。
男木島のお話、もう一回続きますね。
体力のない方、トレッキング嫌いな方、タンク岩にはお気をつけて!