男木島のタンク岩、きつかったわ。 | 酔イ旅ヲ

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2007-8年に新婚旅行で世界一周してきました。帰国後夫婦で飲食店やりながら生活しています。コロナ後は海外に行けてませんが国内をぷらぷら旅行したり、お遍路したり(6回目)、山登ったり、神社仏閣と城巡ったりしております。脳内はお酒と旅と阪神でいっぱいです。

女木島からフェリーで20分で男木島に到着です。
あらあら、三角山に民家がいっぱい。

かわいらしいですねー。

確か小学生の頃に一度、近所の家族が釣りに行くのに同行したっきり。
全くといっていいほど男木島の記憶がございません。


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芸術祭の作品だなこりゃ。


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無料の地図をもらって、さぁ出発だ!

まずは灯台を目指してみよう。


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なんだかフィリピンのコロン島を思い出します。(←しつこい!)

のどかです。


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途中の風景もときたま瀬戸の海を眺めながら、優雅です。


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約30分位で灯台到着!


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男木島の灯台は日本の灯台50選に選ばれているとのこと。
めっちゃボニートですね!

でかい灯台が好きなんですが、こじんまりしてても、この灯台は素敵です。

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灯台のあとは、遊歩道を通って、ポイントが二か所ほどあるらしいので、そっち行ってみることにしました。

が、これが大失敗!!!

体力に自信のない40オーバーの方は遠慮されたほうがよろしいかと。

うちらは二度と行きませんがな。

もともとトレッキング嫌いやしな。

ただの散歩は大好きやで。

でも、過酷なんは苦手やわ。。。

なんも知らんうちら、のんき気に遊歩道へ向かいました。
この道でも結構荒れとるやろ。

蜘蛛の巣は凄いわ、草ボーボーやわ、未整備のところありまくりで、こんなとこ、人が最近通ったんかどうかも怪しいで。

でも、もうひきかえせんわの。

ゼーゼーいいながら登りました。

めっちゃ登りました。

島に癒されに来たはずが、なんしょんやろか、うちら。

汗まみれで、息があがって、足がぷるぷるようります。

しかも雨上がりで足元よくないし、雑草いっぱいで、どんな虫がでてくるかもわからんし、蚊に襲われるし。(先週の志々島よりは蚊はましやけど、二週連続、なんしょんな、うちら。男木島に比べたら、志々島なんてへでもないですわ。)


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タンク岩こっちの標識発見!

もうちょいやで。

といいながらもまだまだどんどん坂道を登ってゆきます。

もーやだー。

あっ!これか!!!



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あたいの背位の高さの岩があったんやけど、これか!?

いや、こんなんとちゃうやろ。

これであって欲しいけど、奥に細い人が通ったあとがあるで。

ここまで来たら、行くっきゃないやろ。


あまりにも唖然として、写真撮ってませんが、岩場だけの30度はありそうな坂がありました。


うちらビーサンやし、登山しにきたんとちゃうし、もー、ほんまにやだー!!!


両手をつかって、ゆっくりゆっくり岩を登りました。

岩っちゅうか、石がごろごろ積み上げられとるだけ、みたいなとこね。


休みの日に何しょんやろ。

週末、店が激忙でから体がヒーよんのに。



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あ、あれやろ、タンク岩。


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ここまで来てタンク岩がなにかわかってません。

香川県の天然記念指定物かなんかやったっけ。

もー、どーでもええわ。


とりあえず、急こう配の石に寄りかかって、写真撮って、水飲んで、息整えて、もうこれ以上はよう登れません。


帰りはもっと怖いで。

今登った急こう配の石積みを下らないかん。

雨上がり決死隊、って、まさにこの状況なんちゃうの!?

ほんま、足元ずるずるで、両手使いながら、ほんまに岩降りるん、まじできつかったっちゅーの。


こななん知っとったら、絶対こななんだのに。。。


つづいてはジイの穴やと。

蚊が多すぎてすぐ撤退!


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展望台からの瀬戸内海の風景です。

ここにも蚊がぁ~~~。


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帰りの遊歩道も急こう配で、未整備なとこもものすご多くて、まいった。

ひざもわらいっぱなしでごわすわ。

ものすご下って、やっとアスファルトの道路に到着した時には、無事に怪我もせず戻れたことに感謝しましたよ、ほんまに。


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見てよ、この看板。


めっちゃ楽そうなやろ。

全長1600kmとはあったけど、長いな~、とは思うたけど、こんな過酷なとは思わなんだで。

皆さん、騙されちゃだめですよ!


とか、文句だらだらですが、無事生還できて、何気におもっしょかったです。

この過酷さ知っとったら、絶対にタンク岩、行く訳ないけん。

二日経過した今も、ふくらはぎが激痛ですわ。。。


男木島のお話、もう一回続きますね。

体力のない方、トレッキング嫌いな方、タンク岩にはお気をつけて!