引き続き、神奈川県がんピアサポーター養成研修会2日目に参加してきました。
 
2日目の会場は神奈川県民ホールでした。
山下公園の真向かいにある神奈川県民ホールは地元県民にはお馴染みの施設です😊
 
会場は高層階だったので、窓から空と海とベイブリッジがきれいにみえていて、海をみながらの受講となりました。
 
2日目は座学に加えて、より実践的なグループワークが行われました。
 
参加者同士で「相談者」と「ピアサポーター」となり、ロールプレイをして振り返りとディスカッションをしたり、とても盛りだくさんの2日間でした。
 
 こうしたピアサポーター養成講座は各都道府県で行われはじめていて、神奈川県では第1回目の実施となったそうです。
 
受講者は25名だったのですが、ちょっと驚いたのは、参加者のなかに、患者会活動も病院のピア活動も未経験だけど、この養成講座を受講すれば「ただちに病院でピアサポーターとして働いたり、ボランティアができる」「資格」と思い込んでいる方がいたことです😱
 
最後の質疑応答時間に、そういう趣旨の質問が参加者からでて、その部分については講師から明確に「そういった研修ではない」と否定されました。
 
だからこの研修を受講したとしても、すぐに仕事に繋がるとか、ビジネスに使えるとか、そういうメリットはないそうです。
 
私は患者団体代表として活動してきたなかで、分からないことが多いし、なんとなく知っているつもりの事がたくさんあるので、知識を整理したいし、がん患者団体の代表としての自分をブラッシュアップしたいな、と。
 
そんな軽い気持ちで参加したので、そうでない人たちがたくさんいて、そちらに驚きました。
 
そういえば、以前、お手伝いを募集したときに、「で、私はいくら貰えるのですか?」と質問をしてくる方がいて戸惑ったことがあります。当会については、とくに物販等の癌ビジネスをしているわけでもないので、報酬の支払いなんてとてもとても😂
 
講師の先生方もボランティアだし、私も報酬等はなく、全てボランティア😱
 
非営利だからこそ、いろいろな医師の先生方が善意で講師をしてくださったり助けてくださるのです。
 
そもそも私は「自分の病気をネタに起業をする」というのがどうにも苦手で。ソーシャルビジネスの価値と意義は理解できるのですが、そういった営利追求は「婦人科がん」には馴染まないような気がしています。
 (本業がライターなのでがんのことを書くこともあるけど、それがメインではありません)
 
もちろん患者団体として活動していくためには運営経費が必要で、それを捻出するのに四苦八苦しているのが実情です。スポンサーを獲得できれば参加費も無料にできるのですが、婦人科がんは患者数が少なくマイナーなので、とてもとても滝汗
 
神奈川県としては、今後はスキルアップ研修も行っていくというので、引き続き受講して勉強していこうと思っています。
 

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