以下の内容で、今回は「卵巣がん患者のためのバイオバンク・ジャパン見学ツアー 研究基盤と倫理を考える」を開催します。

参加希望の方は当方までご連絡をください。

 

今回は素敵な女性の先生が講師です(*^▽^*) 

なんとなく嬉しいです。

(いえ、これまでの講師先生方に不満があるわけじゃないんですが男性講師ばかりでちょっと寂しかったんです。クスン)

 

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わたしたちが治療をしたり臨床試験に参加する目的は、症状の改善や治癒を願ってです。しかし同時にそれは「未来の患者」のために、わたしたちの臓器や血液、各種検査データなどを提供し、医学研究に参加するという側面もあります。

 

とりわけ今年は卵巣がんの診療現場にBRCA遺伝子検査をはじめ、MSI検査や遺伝子パネル検査などが導入され、わたしたち患者はさまざまな場面で遺伝子解析や各種検査を受ける機会が増えています。

 

そこで今回は国内約27万人のDNAや血清・血漿などの生体資料や医療情報を収集・保管し、研究機関や企業に提供している「バイオバンク・ジャパン」を東大医科研究所教授の武藤香織先生とともに見学し、ゲノム医療と患者の在り方について考えます。

 

■と   き 2019年7月9日(火)14:00~

 

■場   所 東京大学医科学研究所1号館1階講堂

       東京都港区白金台 4-6-1         

 

■プログラム

13:30~ 受付開始

14:00~ 「バイオバンク・ジャパン見学にあたって」

      武藤香織先生(東京大学医科学研究所公共政策研究分野教授)

14:50~ 休憩

15:00~ バイオバンク・ジャパン見学

16:00~ Q&A Talk

 

■参加費 1000円(当日、お支払いください)

 

■対   象 卵巣がん治療中・罹患歴のある方、女性医療に興味のある方。

 

■事前申し込み制です。

 

*見学コースは徒歩で約40分です。一部施設内は4℃に管理されています。当日は動きやすい服装と靴、脱ぎ着のしやすい上着等を用意してご参加ください。

 

講師プロフィール  

武藤香織(むとう・かおり)

東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター公共政策研究分野教授。1993年慶應義塾大学文学部卒業。1998年東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻博士課程単位取得満期退学。2002年博士(保健学)取得。財団法人医療科学研究所研究員、米国ブラウン大学研究員、信州大学医学部保健学科講師を経て、2007年より東京大学医科学研究所准教授、2013年より現職。2009年4月より医科学研究所研究倫理支援室室長兼務。

 

バイオバンク・ジャパンは、2003年に東京大学医科学研究所内に設立された世界最大規模の疾病バンクです。

 

今回から参加費を500円から1000円に値上げしました。ごめんなさい><