これまでの抗がん剤とは違うタイプの新しい薬として期待が集まっている「オラパリブ」。
卵巣がんに対する新規薬剤としては、2013年10月にアバスチンが承認されて以来なので否が応でも気になりますよね。
じっさいに病院で処方がはじまるのは4月からですが、1月19日に承認されたので、すでにだれでも自由に入手して読むことができる資料もあります。
まずオラパリブの承認をした「独立行政機関 医薬品医療機器総合総合機構(PMDA)」が公開しているもの。
このトップページにアクセスして、「オラパリブ」とか「リムパーザ(オラパリブの商品名)」で検索すると、
こんなふうに幾つかの文書がヒットします。
ちょっとメンドくさいけど、ひとつづつダウンロードして読んでいくと、オラパリブは黄色の100㎎と灰緑色の150㎎の2タイプの錠剤なこと。
ふつうは300㎎(150㎎錠をふたつ)を一日2回、水かぬるま湯で服用するとか、グレープフルーツを含む食品といっしょにとると副作用が強くでるので、服用している間はグレープフルーツはダメとか、貧血などの副作用があることが分かります。
オラパリブを製造している製薬メーカーであるアストラゼネカが1月19日の承認時に公表した資料もあります。