さて黒岳の登山道整備では今季より活躍の
多くの登山者さんの山への愛が詰まったヤシガラの登山道の役割を現場で学び
少しの休憩を挟み
メインのバイオトイレのオガクズ交換です



忘れてました画像ふたっつ
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水溜りにはムシロも活用されてました




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雨水の流れ、登山道整備
そして山の植物を説明する青い帽子をかぶるガイドの濱田さん
濱田さんは山のパトロールも登山道整備も行われる
プロフェッショナルです\(^o^)/





さてさて黒岳石室(避難小屋)へ戻り少しの休憩を挟みメインのバイオトイレのオガクズ交換です

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衛生に心掛け
白装束に私達は変身です

オガクズ汲み取りの際には
オガクズを救いやすい様に
自転車を漕ぐ人と掬い取る人がペアでトイレに入ります



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ヒシャクで掬い取りますが……
腰を曲げての作業でして……ハウッ(´Д` )
腰椎が過去の仕事で曲がってる私は
直ぐにジワジワと痛みが出て来ました

1人およそ18キロ前後のオカグスを掬い取り
二重にした漬物袋に捨てます





投げたオガクズの重さはヘリで空輸の為に一袋ずつ重さを測り袋と容姿に記録します
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一輪車でトイレの裏まで運び出します
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プロの皆さんは一袋40キロ捨てる方も居るらしく
運び出すのも重くて至難の仕事です



一輪車で運びたす友人……メチャクチャ喜んでます
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彼女は昨年、黒岳を登り登山1年目
仕事柄、人様のオムツ交換を行うので
私に任せて
このトイレの為にツアー参加したのが本当の理由

オガクズを掬い取る時も
自転車を漕ぐ時も喜んでました(笑)


慣れない私達は一通りの作業を順に熟すうちに
手際も少し良くなり
皆さん楽しそうに
ビニール下さい!
袋縛ります!とチームワークも良くなりました


汚い……なんて言う人は誰も居ません
それだけ今までオガクズの微生物と
トイレを保全してくれた方々が頑張ってくれていたからです

臭いも鼻をつくほどては無く
程よく湿ったオガクズは団子を作れると思うほど
少し柔めの味噌みたいでしたd( ̄  ̄)


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トイレは全て4箇所
今回私達は1箇所
手前のトイレだけを清掃

トイレ裏には何百キロ?と言う
オカグスの山が積まれてました

このオガクズの山は最後
9月30日に福島の民間ヘリ会社にお金を払って
上川管内の一部に全て降ろして貰うそうです
行政から一部の助成金は出てるそうですが 
この維持には1回200円の使用協力金が不可欠です
黒岳のトイレを利用される皆さん
是非協力をお願い致します

そしてバイオの力は
トイレ専用のトイレットペーバーと
糞尿以外は分解する事が出来ません 
ポケットテッシュやゴミ、タバコなどを捨てると
バイオの力が発揮されないそうです
マナーを守って頂き ご利用後は
有難うと自転車を漕ぎ漕ぎしてもらえると
微生物も喜んで働いてくれるそうです







メインのオガクズ交換を終えて
黒岳石室を後にすると

ガスで覆われた山々に僅かな陽の光が差し込みました

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相変わらず強い風に下を向いて歩く皆さん
ふと目線を上げると大きな虹が
ご褒美の様に山に橋を架けてくれました




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ガスで何も見えなかった山が明るくなり
赤、オレンジ、黄色の衣が少しずつと姿を現します





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黒岳山頂から見えた景色

山頂付近は最早、紅葉のピークでした







こんな素敵な時間を有難う
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カイドさんと山頂で記念撮影\(^o^)/









下山時は見えなかった招き岩と紅葉のタスキも見え
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下から湧き上がる雲海が幻想的に
私達を魅了し何度も足止め



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オニギリ岩と雲海と紅葉




山は公平で厳しさも優しもありのままで
私達にその姿を見せてくれます



心拍数が上がり息が切れても…
熱くて熱中症になった時があっても.....
雨風で寒い時があっても.......
雷で死ぬほど怖い目に遭遇しても......

私は山に宿る神様のプレゼントを貰いに
山に登ります
神様が許してくれる限り山に逢いに行きます


そして、その山に携わる多くの人に感謝しながら
山を愛して行くと思います
機会があれば環境保全参加して
山や人々に恩返しをしたいと思います