毎月１９日は「食育の日」
食育プロジェクトよりリレー形式でブログをお届けします
夏休みを頂き、２か月ぶりの更新となります。遅れまして申し訳ありません。
今回のテーマは、「遺伝子 組み換え」
ざっくばらんに わかりやすくをモットーに ３児の鬼母カトウがお送りします
しばらく昔 小さな 小さな わが子が生まれ出てきた時・・・・
「足の人差し指が私にそっくり・・・とか、耳の形まで似るなんて・・・とか」
自分のこどもなんだなぁ
隔世遺伝ってこのことなのかなぁ
とか
「遺伝によって特長が引き継がれている・・・」ということを実感しました。
そして、この命を守りたい この子のために 安全なものを食べさせたい
そういう願いが湧き出てきた 私の今の食生活の原点がここです
前置きはこのくらいにして♬
遺伝子組み換えっていつからある？？
遺伝子組み換え作物が初めて商品化されたのは１９９４年「日持ちのよいトマト」でした。（アメリカ）
な・な・なんと(the昭和) ４５日経っても 腐らないトマト
ですとーーー
その後アメリカのモンサントという会社が次々に商品化しました。
除草剤耐性・・・・除草剤を撒いても枯れない作物（雑草だけ枯れる なんて簡単♪のはず）
害虫抵抗性・・・・作物を食べた害虫が死んでしまう（虫だけコロリ。最高♪殺虫剤成分入り！？）
モンサントはベトナム戦争の時に枯葉剤を作った会社です。
１９９６年日本でも食品として認められ、２０年経過しました。
自然交配とは違う、遺伝子を操作し、本来不可能な生物を作りだしています。例えば（とうもろこし×殺虫剤）（キャベツ×サソリ）（成長早いモンスター鮭）（羽の生えない鶏）（筋肉マッチョ牛）などなど
強烈画像はネットで検索してね
自然交配や品種改良は同じ種類の作物だったり、相性がある。
２種類のかぼちゃを隣で育てた時に、近いところが自然交配すると・・・
こーんなかぼちゃもできたりする。バターナッツの色した普通のかぼちゃ？
でも 遺伝子を操作すると 実際には交配しない、作物と農薬など異種のものが合体することに。
しかもその遺伝子には知的財産権と主張する企業。特許侵害で訴えられるということまで起きている。
難しい話になってしまうのでまた改めて
（種とか種子法のこととか・・・）
そして現在 日本は「遺伝子組み換え作物」輸入大国 世界一
日本で栽培はされていないけど（研究は別）
どこから どうやって、わたしたちの口に入っているのでしょう？
日本で輸入が許可されている遺伝子組み換え作物は
とうもろこし・大豆・菜種・綿実・じゃがいも・甜菜（砂糖大根）・アルファルファ・パパイヤ
赤文字が主に流通しているものです
また、表示しなくてよい
からくり
が、たくさん。
からくり１、家畜のエサは表示しなくてもよい
からくり２、遺伝子組み換えのDNA検査しても出ないものは表示しなくてよい
からくり３、原材料４位以降は表示しなくてよい
からくり４、重量の５％未満は表示しなくてよい
からくり５、５％以下の遺伝子組み換えは混入O.K
からくり６、原材料として表示義務なければ、表示しなくてよい（キャリーオーバー）
表示義務について詳しくは「サルでもわかる遺伝子組み換え」安田美絵さんのホームページをどうぞ
とってもわかりやすいです
http://gmo.luna-organic.org/?page_id=614
つまり・・・
牛
・豚
・鶏
などは穀物食べてる⇒遺伝子組替えエサ⇒肉類・牛乳・乳製品・卵は遺伝子組み換え由来
加熱したら遺伝子組み換え入ってるのか検査してもわからない⇒サラダ油・植物油・マーガリン・醤油・液糖・水あめ・コーンフレークも遺伝子組み換え
果糖ブドウ糖液糖ってよくあるけど、とうもろこし由来。何でも入ってる。ジュースとかアイスとか調味料とか。
コーンスターチもとうもろこし由来のデンプン。ビールにもお菓子にも使われている。食品添加物は遺伝子組み換えのオンパレード。乳化剤、デキストリン、アミノ酸等、加工デンプン、カラメル色素など・・・
ざっくり考えると、ミネラルとかビタミンとかの単位って１ｇの１/１０００とか１/１００００００の単位。（ｍｇ、μｇ）でも、微量でも体にはとても大切。体の調子を整えてくれる大事な存在。
同じように量は少なくてもそれがどのように体に作用するのか
考えると安全基準が恐ろしい。
食べても気にしない人
食べるの嫌な人
どちらも選べるようにしてくれたらよいのに。誰のための表示なのでしょうか？
選べないのよー
ってなる。
うちの家族の場合、私も家族も体があまり受けつけない気がしている。
具合が悪くなるタイミングが怪しい。
夫「○○弁当の揚げ物食べると気持ち悪ぅて仕事にならん」「○○ソーダ飲んでお腹ぎゅるぎゅる～～」
息子「（外食で）からあげ食べた翌日、関節の内側がアトピーみたいに炎症」
私「ビール（コーンスターチ入り）呑むと、即かゆくてブツブツ吹き出物」
家族が具合が悪くなったある日、腹立って、企業にメールした。
遺伝子組み換え由来の材料を使っているんですか？って。もし使っているなら安全性の高いものに改善してもらえませんか？って。
何て返事来たでしょう？
企業「『遺伝子組み換え作物を含む』という表示義務が必要な商品は取り扱っておりません。基準を満たして製造しております」と。
つまり表示義務がないだけです。
では、任意でも細かい情報を表示してくれる 良心的な 企業を選んで応援したい
です。
そういうところから買わない
表示を丁寧にしてくれる宅配を登録、注文しています。
http://www.seikatsuclub.coop/safe/gene.html
あとは、近所のスーパー行ったら表示をじっくり見て どのように作られたか想像する
健康で元気に過ごして欲しい、家族や大切な友人たち
ただそういう願いがあるだけ
ママ友と このお話をどこまでできるか・・・というのも関係性がないとできないかもしれない。
でも、こどもが具合悪くなったとき、母としてとても悲しくなる。
「あれがいけなかったかも
」後悔の念。母として心が痛むそれは誰もが一緒だと思う。
こんな話、あぁだこうだ、みんなでできるとよいのになぁ
私たちママが声を出せば？
アメリカ中のお母さんが声をあげた【Moms Across America】
遺伝子組み換えを含む食品を減らしたことでアレルギー症状が改善されたという声が広まった。
アメリカの遺伝子組み換え作付面積がわずかだが減った。
ママの力は大きい
だってわたしたちママには、大切な人がいるから
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ご紹介
ぜひ観たい映画「パパ遺伝子組み換えってなぁに？」
http://www.uplink.co.jp/gmo/
保育園・幼稚園選びの時期かと思いますが、食の観点から選ぶなら、こちらをご参考に。お薦めです。
ハッピーランチガイド （サンプルからどうぞ）
https://secured.greenpeace.org/japan/ja/Action/HappyLunch_wp/
最後に食育プロジェクトメンバーはどうしているの？と訊いてみました
いとさっちゃん情報
とうもろこし、大豆はチェック。特に納豆は産地と原材料。大豆と納豆菌以外の物が入っていないか。近所の露店販売、野菜の無人販売利用！アレルギーのお子さんお持ちの友達は、食にこだわり、大手スーパーは避けているらしい。
ちさとさん情報
ママ友の間では働いていると日々ルーティーンワーク優先になってしまうよねーと勉強しているママ達はできるだけ遺伝子組み換え避けるため、オーガニックスーパー、取り寄せ、こだわり宅配、畑で作る
管理栄養士・清水さん
月１～２回野菜の宅配。「自分で選んだもの」「自分で作る」ことだけは大事にしている。
こどもがお友だちと好きなおやつを食べるのは心の栄養と思ってめをつむる。ゆるい線引きで。
ママができる範囲で、情報を得たり、選んだりすることが長続きのコツかもしれません
家族を思うママの気持ち できることから始めませんか