【食育リレーブログvol.26】Let's 親子で味噌作り | ママスタート・クラブ(Momstart club) ブログ

ママスタート・クラブ(Momstart club) ブログ

名古屋市を拠点として活動を行っている育児支援団体「ママスタート・クラブ」のスタッフがお届けするブログです。
子連れで参加可能な講座やイベント情報の発信、講座内容のレポートや活動情報などをお届けします。

毎月19日は食育の日。今月も食育リレーブログをお届けします。

 

寒くなり、お味噌を作る計画を立てるのがたのしみな季節になってきました、

11月担当・食育PJTスタッフ にわっちです☆

 

私がはじめて味噌作りをしたのは一昨年の冬。

 

すごく美味しかったので、昨年の冬は、子連れでいろいろなやり方を試してみました。

今月の食育コラムでレポしたいと思います♡

 

一昨年、お味噌が自分でも作れると聞いて、子連れで味噌作りに行くにはどんな場所があるかな~とリサーチしてみたところ…素敵な場に参加できました♪

 

まず、私のはじめての味噌作りラブラブ

 

こどもと参加OKとのことで、今は知多へ移転されている、当時昭和区にあった珈琲屋さん、『コバレレ珈琲』さんにて、東京町田の『井上糀店』のお兄さんを招いての会。

 

私は当時4~5ヶ月の下の子を抱っこして参加。

味噌作りは両手を使いますが、授乳しながら片手で大豆と麹を混ぜたり、何か運ぶ作業はお願いしたり。周りの助けがあれば大丈夫!(それと、私は外でそのまま授乳しやすい服を着てでかけるようにしていまして、それもラクでよかったですよ~)

 

糀屋さんのこだわりの糀で。常在菌(皆のてのひらにいます!)でおいしくなるから、消毒もいらないよ、菌のちからと、美味しい材料で楽しく作ろうね!と、とってもシンプルにわかりやすくおしえてもらえました。

 

お次は、その翌年、地域のベテランさん女性グループの味噌作りに混ぜていただきました音譜

毎年の恒例作業!皆さん慣れた様子で、公立施設のキッチンスペースを借りて、複数の圧力鍋を操り、大豆を蒸す人、つぶす人の、手際よい作業。当時3歳のうちの長女も大はしゃぎで、おばぁちゃん世代との交流を楽しみました。

 

こちらは、大量の大豆をつぶすのに、衣装ケースのような大きな容器を使っていて圧巻!!

使用後はケースを道具の物入れにしていたり、長年の作業ならでは女性の知恵。

皆さん手慣れた様子で、気軽だからとタッパーに仕込む人、ジップロックで持ち帰る人、いろいろでした。作業後は手作りの美味しい昼食をいただいて、ほっこり合格

 

続いて、岡崎額田地区で野菜作りをしている

たかちゃんこと鈴木貴人さん主宰の、こだわり味噌仕込みの会。旅するカレー屋さんでもあるたかちゃんが大切に選び抜いた、大豆から麹から、作り手さんこだわりの材料で。味噌を保存する容器も、甕、琺瑯、材質の特徴や考え方までしっかりアドバイスをくれて、私は野口琺瑯の丸いのを準備。準備の工程も楽しかった♪

 

焚き火を起こして、蒸し器で蒸した大豆を使い、つぶすのは大きな杵と石臼でしたキラキラ

皆で火を囲むのも素敵。蒸し汁で昼食のお味噌汁も作ってもらいました。こどもたちは、岡崎の、山と田んぼに見守られた自然の中で遊ばせてもらいながら。

食べること、作ること、想いのつまったその材料…

「食べること」を広く大きく感じることができる贅沢な時間を過ごせましたラブラブ

たかちゃんは食に関するイベントをいろいろ開催されています。https://www.facebook.com/sikorododon

 

そして!

昨年度の私の味噌作りラストは、じゃぁ自分で作ってみよう♪の会。作り方おしえて〜と言ってくれた仲間と共に、おうちで、こどもも一緒に味噌作り。

 

糀はどこで買おうか?大豆は?塩は?誰が作ったものを選ぶ?と考え、調べて。

 

道具は家にあるもので試行錯誤。大豆をつぶすのに、瓶で叩こうかと大瓶を用意していたのですが、赤ちゃんがいる中での作業、大きめフードプロセッサーがらくちん、役立ちましたラブラブ

悩んだのは、大豆を茹でる時間。夜中?早朝?何時に火にかけようか?と。

 

味噌作りは、材料が準備できれば、あとは大豆を水に浸す、茹でる(または蒸す)、大豆を潰す、糀と塩を混ぜる→大豆と混ぜて、空気を抜いて、保存容器に詰めて熟成させるというシンプルな作業。

 

熟成期間に、いかに空気に触れないようにするかがポイントで、これによってカビ具合が変わります…でもカビても、取り除けばOK!

 

自宅で使う毎日の食材、気軽にワイワイ作って、日々のお料理にチョキ

 

お味噌の良さについては、発酵食ブームでもある今、触れるまでもないところですが、私がお味噌汁パワーの素晴らしさを感じたのは、はじめての出産後。

 

大仕事「出産」から、休む間もなく始まる授乳生活。最初の2~3ヶ月は母乳が思うように出ないし切れて痛いし、赤ちゃんがうまく飲めないというハプニングもあり、助産師さんにアドバイスをもらって試行錯誤えーんのときは区の保健所からの新生児訪問で来てくれた保健師(兼、助産師)さんに助けられました。

 

そのときのアドバイスが、授乳の仕方あれこれに加えて、

「母乳は血液でできている。水分しっかりとるのと、ママの身体を温めるのが大切だけど、お茶ばっかり飲んでいられないだろうから、毎回授乳後に温かいお茶1杯と、食事ごとに温かい汁物を摂ると、らくに摂取できますよドキドキというやりやすいものでした。

 

で、汁物、お味噌汁ニコニコ(時々は別のスープも~)

朝大量に作って置いておけばいいし、やっぱり日本人のソウルフード、飽きません!

赤ちゃんが寝ているうちに、まとめて作るおにぎりと具だくさんのお味噌汁が、初めての新生児育児に大活躍おにぎり

(しかも、それでお腹が満たされ、お菓子が減って授乳中のダイエットに)

 

そんなこんなで、お味噌汁にはとっても助けられ、発酵食品であるお味噌と、具材の季節の野菜、シンプルな和食生活で、産後疲れやすい中でもなんとか体調維持、お味噌ってすごいな♪と思うようになったのでした。

 

味噌作り、はじめてのときは、行きやすい場所での気軽な味噌作りの会を探してみては照れ

帰りに、仕込んだお味噌を持ち帰る荷物もあるのでお忘れなく☆

機会あれば一緒にお味噌を作りましょうね~ラブラブ長文おつきあいありがとうございました!

 

食育PJT にわ(ち)