春にはサハラ砂漠の砂でドイツの空はかすみ、
地元マダムからバルコニーやお庭のお手入れはしばらくしても無駄よ
とアドバイスを受けました。
サハラ砂漠の砂・・・どおりで空はどんより窓も車も汚れ方が・・・。
くしゃみや息苦しさを引き起こすとのことで、
あまり長時間はお外にいない方が良いとのこと。
４月、５月のヨーロッパ全域に見られる現象で
スペイン人の友人がスペインはもっとすごいと言っていました。
サハラの砂がおさまるとポプラの綿毛が舞います。
タンポポの綿毛とは違い種はついていませんが、
気温が上がる午後から夕方は本当に雪のようです。
人によってはアレルギーを起こす人もいるようで、
お家の中にもふわふわ舞って
片隅に白い柔らかなかたまりを作っています。
今年はお天気が不安定で雨の日が多い気がしますが・・・
サハラの砂やポプラの綿毛もおさまりつつあり
日中の気温は２０度前後、湿度５０％ほどの日々です。
バンベルクの自宅は、
週末には多くの人々が集まる大きな公園に隣接していて
様々なレクリエーションが楽しめます。
日本から一時帰国してからは、
平日の朝に４ｋｍ程の距離のジョギングを始めました。
カヤックのクラブハウス、小川に架かる橋、アスレチックフィールドも
早朝にはひとり占めです。
野生のポピー、ラベンダー、毎日赤くなるサクランボにりんごの実・・・
朝露にぬれる葉っぱ、お仕事中のミツバチ、
１０ｃｍほどある巨大なカタツムリ。
三日坊主に終わらずマイペースながらも続けていられるのは、
名前も知らないたくさんの植物に毎朝、励まされているからです。
