オランダと日本の1500メートルのタイムを
単純に足すと8秒くらいオランダが速い。
その差をどう埋めるか。
っていうのが日本のテーマだったんですよ!
陸上とかでもさ、
日本はバトンパスのところで
挽回するみたいなことあるじゃん?
あれに似たとこあるなーと
思いながらみてました。
が
やっぱりね、
バスケットにはバスケットの、
陸上短距離には短距離の、
パシュートにはパシュートの
セオリーみたいなものが
あるはずなんですよ。
競技の歴史が長ければ長いほどに。
何が言いたいかって、
ぱっと思いつくようなことは
もう誰かに試されてる可能性が高く、
そして浸透してないことであれば
それはなかなかうまくいく可能性が低い
ってことになる。
そこを乗り越えて、
新しい戦法にチャレンジするというのは
なかなかに勇気が要ることだと思います
ナショナルチームであれば尚更。
チームスポーツは、
個々の能力が土台にあることは
間違いないんだけどその先のプラスを
どうするかってのが
チームワークなんですよね
スピードスケートの小平選手も
(競技としてはソロでもコーチとのチーム
って意味では)
「コーチの言うことをすれば金取れる
って信じているので」って
レース前に話してたように、
根底に信頼がある関係がどうかってとこが
非常に大切になるんだと思います。
新しいことにチャレンジするのって
心と体の負担が大きくなる。
レジャーではないスポーツは
いつかやらせてもらえなくなる日が
必ず来ます。
それまでの決して長いとは言えない
選手生活の多くの時間を
何の練習に割くのかというのは
大事な大事な決断になるでしょう。
コーチの指示って、
基本的には選手にとっては
今より上を目指すことなので
キツイものですよね。
今までだって決してサボってた
わけではないわけで。
常人より体鍛えてる人達なので。
で、それをやれば必ず良い結果が出るか
わからない(本人にとってはまだ
やったことがないから)と。
そういうものに時間や
自分の体を酷使するのは、
普通は抵抗があります。
聞いたことないような
斬新なものであれば特に。
そういうときに、
「この人の言ってることをやれば出来るはず!」
という信頼がベースにあれば、やるんですよ。
やれる。その信頼は実績によってしか
積み上げられないんですけど。
そういう勇気ある決断を続けて
もちろん努力して、その結果
パフォーマンスに繋がるっていうのがもう、
ほんとにおもしろいんですよねー
選手の目指す高みに導くべく、
選手の力そのものを伸ばす指導とは別で、
チームメンバーの現在地の把握と
どこまで目指せるかという現実的な目標とを
どう設定してるのかとか、
一流と呼ばれるコーチの考え方や物の見方は
ぜひ特集してもらいたいです
そういう意味では夏季スポーツですが
全日本の水泳コーチ陣かなり興味あります