ちょっとしたきっかけで
大きく変わるとことって
あるんだと思う
少し前に、
講師不足を手伝うということで
通常業務の他にそろばん講師の
お手伝いをしたことがありました。
私自身、そろばんは弐段保持者で
そろばん好きなんですね
(とは言え、もう指が動かないから
段位の練習問題は時間内にできる
自信ないですが〜…笑)
いわゆるそろばん教室は
週に何度も通って上の級を目指します。
が、そこは能力開発の色が濃く、
週1からでも通えますというのが
ひとうの売りでした。
つまり、
通う子もそんな雰囲気ということ。
ある男の子(小5)がいました。
少し離れたお家から
自転車でやってくる
学校生活とその道中で疲れるのか?
授業中に力尽きて寝ちゃうことが
まあまあな頻度でありました。
根は優しく、決して悪い子ではなく
斜に構えて"授業なんて〜"っていう
態度なわけではないのです。
でも、
力尽きちゃうって表現が
ぴったりなように、
寝ちゃうときがある。
少人数の教室でこれできるって、
ある意味、大物www
別に本人も(もしかして親御さんも)
誰も困らないし、
特に望んではいなかったかもしれない。
でも、
私はモヤモヤ
せっかく習いに来てるんだし。
何か、できることは
あるんじゃないかなー。
きっかけとかヒントとかあれば、
できるんじゃないかなー。
最後にやるって決めるのは
本人でしかないんだけれど、
そのきっかけ作りは
まだ諦めたくないなー。
そんな風に。
その子は暗算が得意で、
読み上げ算をすると
積極的に参加してました。
しかも、間違ったり
他の子にスピードで負けると
悔しがってもいた。
そういう気持ちはあるんだ、、
が率直な感想w
やっぱりそうだよね!
やれたらおもしろいんだよな!
正直に言って、そろばんは
寝ちゃったりして触る回数がない分
指づかいがまだ上手くはなかった。
でも、
頭の中にそろばんを置いて
計算する暗算は
弾き間違いとかないから
上手かったんですYO
筆算で暗算してる(ズル)気配はなく、
ちゃんと指先が動いたりもしている。
なので、
常にタイムトライアル方式に
してみました
ひとつは自分との戦い
もうひとつは、
一緒にやってるお友達との競争
ひとつめの、
昨日の自分を越える
ってことに面白さを見出してくれたら
きっと楽しくなるかもしれないー
と思って始めてみたんですが
意外や意外、
お友達との競争もなかなかに
盛り上がる
読み上げ暗算と、
タイムトライアルの指練習。
毎回レッスン最後にする
それが楽しみで、
通常の練習テキストもサクサク
進めるようになりましたー
嬉しい誤算というか、
文字通り、やる気スイッチは
どこにあるかわからないし
本人も探したかったのかも、
なんて思うのでした
もちろん、
好きでもなく嫌いな習い事を
続けるのはしんどいだけで
オススメしません。
こうして楽しくなるきっかけは、
一緒に探していけたらいいな
って思いました