でも、見方を工夫すれば、
子どもに知的な刺激を与え、
勉強好きにする上で大いに
役立てることができます。
たとえば、生き物のすばらしさを
紹介する番組は、私のイチオシです。
以前に見たハキリアリのエピソードを
紹介しましょう。
ハキリアリというアリは、
木の葉を切って巣に運び、
それを肥料にしてキノコを栽培し、
その茸を食べるそうです。
つまり、アリが農業をしているのです。
これには驚きました。
こうした番組を見ていると、
生き物について知識が増えるのは
もちろんですが、自然の不思議さに
心を打たれて、もっと知りたくなります。
これね、私も全く同じ考えで
NHKの「ダーウィンが来た!」とか
超いいよー
毎週日曜やってます。
ちょっと遅め?なので
我が家は録画して朝に観てます。
毎週あるけど、息子的に
興味がないテーマだと勝手に
スルー気味だし、
逆に興味あると何度も観てる
あと、同じくNHKの
「地球ドラマチック」も
おすすめです〜
こちらは毎週土曜。
ここまで近くでみるには
自然・動物ドキュメンタリーの
映画「オーシャンズ」や
「Deep Blue」、「皇帝ペンギン」は
私が好きでDVD待ってるので
もう何度も息子とみています
人間が遠く及ばない歴史や
パワーみたいなものを
子どもながらに感じるんでしょうね
そんなようなことを話したり
するようになりました
世界遺産を扱った番組で、
見たことのない景色や人々の生活に
ふれるのも楽しいものです。
地図帳や地球儀で調べながら見ると
記憶に残り、世界の地理や歴史に
くわしくなります。
歴史番組もおすすめです。
一般的に知られていない歴史の
裏話を知ることができて、
興味を掻き立てられます。
確かに、いきなり難しい
社会の教科書などで勉強として
学ぶよりも気軽にスタートできそう
実際、息子は国旗好きから始まって、
世界地図へと興味がうつってきました。
そのまま歴史へと進むんだろうなと
いう感じはあります。
(もちろん、それもまずは一部分の
興味のある地域、歴史の中でも
ある一部の期間とかだろうけどね)
大事なのは、
よい番組を選んで見ることです。
そのためには、そのとき
たまたま流れている番組を
漫然と見るのではなく、
計画的に録画して見ることが大切です。
また、
番組を見たらそれで終わりではなく、
親子で感想を話し合ったり、
図鑑で調べたり、関連する本を
読んだりするといいですね。
知識がさらに増えますし、
興味関心もますます高まります。
*引用部分はすべて「初出『Smile』(学研エデュケーショナル)」より
テレビは便利なものですが、
イメージがいきなり飛び込んでくるため
想像力を妨げちゃうとか、
目が悪くなっちゃうとか、
勉強しなくなっちゃうとか、
マイナスな面もないとは言えないけれど、
そういうのって
何事も同じだよね。
功罪両面ある。
自由に選択するってことは、
責任もあるってことなわけで。
その辺りの「適切な」バランスに
ついて、自分でも勉強するし
家族同士で、親子で、
話し合って決めていけたらいいなと
思っています。
なかなか本物を気軽に〜とは
まあ、このご時世
「良い番組」も本当にたくさんあるので、
敬遠するばかりではなく文字通り
上手く付き合っていけたらいいよね