ある雑誌で、
元マイクロソフトジャパンの社長の
成毛眞さんが話していたって話、
前にも一回書いたことがあるんだけど、
自分的にもう一度見直したい時期が
きたようです
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インタビュアーの
「才能って何だと思いますか?」
という問いに
「いわゆる音楽の才能とか、
ビジネスの才能とか言うけど、
ほんとは違うと思うんですよね。
才能っていうのはそもそも
『自分には何かの才能がある』って、
強く、そして長く、
それはあきれるくらい
しつこく信じられる力で
その積み重ねが、結局は”結果”を生み、
その”結果”が、後に”才能があった”
と言われることになるんですよ」と。
ご自身も含め、
多くの成功者を見てきている
成毛さんの言葉だけに
ものすごく説得力があった。
そして、とても勇気づけられた。
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最近、また少し
大学のバスケ部に顔を出したり
ネット上でもその話題を目にして
(気になってるから目に付くんだろうな)
思うこと。
いわゆる勝負の世界に生きるプロは、
メンタルがどうのだとか
心構えがどうのだとか
なんて話をするもんじゃない、
とつくづく思う。
まぁ、分かりやすいのは
凌ぎを削って戦うアスリートだね。
いつもいつも思うけれど、
日本て根性論・精神論が
まだ根強く支持されているよね??
正確には、
どの時代、どのスポーツにも、
そっちの支持者は必ず、いる。
ダルビッシュ君は
「野球にメンタルなんて関係ない。
技術が全ての世界」って言ってた。
こういうことを堂々と言ってくれる人
って気持ちいいね。
野球に限らず日本のスポーツ界では、
結果を出している人の
「心構え」とか「人格」とか
「姿勢」とかをクローズアップして、
「人間として優れている部分」と
「スポーツでの成功」をこじつけて
美談を仕立てたがる傾向があるけど、
そういうのって結果論でしかないのね。
マスコミが好む、より悲劇的な、
悲壮感漂うドラマってあるけど、
団体競技において
そこまで個人が背負い込まなきゃ
なんないチームっていうのは、
それイコール、単純に弱いチーム
ってことなんだよね、ほんとは。
スポーツってもっとずっと単純に、
鍛えぬいた肉体と
磨き上げた技術を頼りに
高次元で競う、それだけの世界。
中嶋常幸さんも、
石川遼君との対談で
「メンタルなんて関係ない。
全ては技術でカバーできる。
ミスするのはメンタルのせいじゃない。
単なる技術不足」とやっぱり
言ってました。
長年のスポ根を
批判とか非難しているわけじゃないよ。
とにかく、
メンタルがどうのこうのとかいう精神論は
きちんとした技術があって、
そこに「闘争心」として加わるから
強いのであって、
それだけで勝てるほど
甘くはねぇですよというお話。
ピンチに弱い選手は
「そういうケースでの技術、
テクニック、状況判断力が
不足している」てことになるんだね。
失敗は全て技術不足に起因する、
という思想。
この考え方は
何ともストイックというか、
言い訳できないし逃げられない。
状況を改善するには、
(技術的に)問題をしっかり把握し、
適切なトレーニングに精進する、
それ以外にない。
メンタルを強くするって言って
滝に打たれるとかいう道はないんだね。
そういう意味じゃダルビッシュ君は
若いのに偉いなぁ~。っというより、
だからこそ、の凄選手なのかもね
ちなみに彼にはこんな格言もあるヨ。
「練習は嘘をつかないって言葉が
あるけど、頭を使って練習しないと
普通に嘘つくよ。」
だけどこれって実は、
アスリートだけじゃなくて誰にだって
言えることなんじゃないと思う。
それぞれが、
自分の持ち場の"プロ"って意味で。
個人的なことであれば自分が全てだし、
例えば企業であれば
役割分担の中での自分
ということになるし
(もちろんそれだって有機的に
繋がっているのだけど)。
スポーツに限らず
勉強でも仕事でも何でもそうで
「がむしゃらに頑張れば何とかなる」は、
思考の妥協ってことか。
本当に何かしらの
目的に集中している人は、
今自分がやっていることの意味を
しっかり考えて取捨選択した上で
努力をしてるよね。
まぁ、何事も
最初の数ヶ月あるいは数年は
「がむしゃら優先」で突っ走る中で
少しでも掴むものがあれば良い、
というのが実情かもしれないけれど。
思ったこと、イロイロ。
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