今、息子は完全不登校になりました。
と言うのも・・・学校側から、息子にはフリースクールとかの方が合っているのではないか、
と言ってきたからです。
まさか、学校側から言ってくるとは思っていませんでしたが、私も息子にはフリースクールの方が
合っているだろうな、と思っていたので、やっぱりか・・・という感じでした。
学校も無理だ、と判断したんだなぁ、と思いました。
向こうから言ってくるなんて私にとったら好都合なんです。
学校が見れない、と言っているんだから、そこに無理して通わせる必要もないし、
学校公認の不登校ができるわけです。
なんの罪悪感もなく、不登校ができるなんて、これはラッキーだと思っていたんですが・・・
そう言われる前に申込んでいた市の発達相談があったので、昨日行ってきました。
今の状況を話すると、学校側がそんなことを言ってはいけない、という話になり、
上に話を持っていくということになり、
学校に指導する権限を持つ、教育支援課から、学校へ指導が入ることになりました。
そりゃそうですよね~。
私はチャンスだと思ったけど、普通に考えたら、学校ではもうみれません、なんて
学校が言ってはいけないと思います。
今は、唯一学校だけが教育施設として、国から認められているんですから。
他に選択肢があるならともかく、公認されている場所は学校しかないんですもの。
それに、これは普通学級での話ではないんです。
支援学級での話です。
支援学級でもみれない、なんて、おかしな話です。
私からしたら、息子は新しいタイプの子だからかな~という気はします。
もっと以前だったら、息子みたいな子は普通学級に入れられていたと思います。
新しいタイプなだけに、難しいのかもしれません。
息子は、グレーゾーンな子なので、普通学級と支援学級のちょうど中間くらいの場所があれば
いいのになぁ、と思うんです。
どっちにも属せない、という感じかもしれません。
教育支援課の人と話をしていた時、ものすごく話が通じてすごくうれしかったです
主治医のアドバイスを、学校の先生は(校長も)理解してくれませんでしたが、
教育支援課の人は、ものすごく理解してくれて、それは当然ですよね、っていう感じでした。
主治医は別に無理なことを言っているわけではなくて、息子のような子にはそういう対応がいい、
ということは、わかる人はわかるんだ、と思いました。
その人は、元は支援学級で働いていた人なので、具体的にどうすればいいのかもよくわかっていて、
この人が担任だったら、息子も楽しく通えたかもしれない、と思いました。
地域コーディネーターさんが学校に指導に行ってくれることになりました。
具体的にどうやって子供に対応すればいいのか、教えてくれるそうです。
なんだかこれって、以前もそうだったなぁ、と思いました。
幼稚園に通えなくなった時も、教育委員会に連絡をして、2回も指導してもらいました。
それなのに、幼稚園側はわかってくれませんでした。
教育委員会が一体どんな指導をしたのか?聞けばよかったかな。
今回は、幼稚園の時とは違って、かなり権威のあるコーディネーターさんが入ってくれるので、
前とは違うかもしれませんが、指導が入ったからって変わるかどうかはわからない、と思っています。
期待はしているけど、変わらないっていうことも想定内です。
同じ事が繰り返されてるってことは、これは私が引き寄せているんでしょうね。
でも、私はすごくよかったと思っています。
幼稚園の時もそうだし、今回もそうだけど、こういう事態になったから、私は不登園や不登校について
考えなくちゃならなくなったんです。
もし、順調に息子が園や学校に適応していたら、知ることのなかった世界です。
未だに偏見をもったまま、園(学校)に行けない方が問題あるんじゃないのかな?と思っていたと思います。
自分の子がそうなったから、真剣になれたんだと思います。
息子が発達障害じゃなかったら・・・・やっぱり私は偏見を持ったままだったと思います。
今でもまだまだ偏見はあるんだと思いますが、今まで知らなかった世界を知ることができました。
息子が教えてくれた発達障害、不登校(園)が、実は私を知ることにもつながっています。
そこに私を知るヒントが隠されていた、というか、私が今悩んでいることに関係があるんだという気がしています。
それらは、私は人と違ってよかったんだ、私は平均でなくてもよかったんだ、と教えてくれています。
私はずっと普通の人になりたかったし、人より外れてはいけない(平均にいるのかどうか)と思ってきたからです。
未だに私はそこから抜け出せていませんが、人と違っていいんだ、ということを息子を通して
教えてもらっています。
指導を受けた学校がどう変わるのか?
変わらなくても、堂々と不登校ができるからそれはそれでいいし、
学校に楽しく通えるなら、それはそれでいいと思います。
私は学校教育が好きではないですが、それは普通学級でのことです。
息子は支援学級なので、それほど学校教育の影響を受けないだろう、と思っていたんです。
普通学級じゃなくて、支援学級でよかった~~~~と思っていたんですが、
フタを開けてみたら、普通学級と同じことやってるんです。
規模が小さくて、先生の人数が多いから個別対応だったり、ペースがゆっくりってだけで、
やってることは、小規模な丁寧な普通学級って感じです。
私はもっと、枠にしばられない指導なのかと思っていたので、想定外でした。
教育支援課の方と話をしていて、うちの学校がそういうスタイルなだけで、
もっと自由に子供のやる気を引き出すやり方をやってもらってもいいんだ、と知りました。
こんなことなら、入学当時、主治医と学校とで理解し合えなかった時に、教育支援課に話を持っていけばよかったです。
早めに、いろんなところに相談しておいた方がいいのかもしれません。
市の相談は入学前からさせてもらっていたんですが、もうひとつ上の教育支援課に相談するべきでした。
あさっては、主治医とは別の医療機関のコーディネーターさんに相談しに行ってきます。
この方も学校との間に入ってくださるので、心強いと思います。
どういう考え方かはわかりませんが・・・・。
学校寄りだったら嫌だけど~~~
理想を求めて頑張っていきたいと思います